未知谷の刊行物【国内文学】



 
TSUGARU (つがる)
――物語の声・文体論レッスン――

工藤正廣 著
四六判上製224頁 2,000円(税別)
ISBN4-89642-030-6 C0095



津軽母語=北奥方言記述による散文物語作品。
小説のシゴトの一つは失われてしまったものなつかしいものを呼び戻すこと。
生きていくことがますます、なつかしくなりますように。――
 
まるごと津軽方言です。自在に津軽語を語る人々にとっては、しゃらくさいし、流通日本語だけの人々にとっては、読みにくいこと限りなし。何をやっているのか! 叱声あるべし。ただ、音声化することで、淘汰され、忘却されていたものが、情念の回路を伝わり、一瞬ではあれ、立ち現れるかもしれない。風のように詩の言葉が、生まれるかもしれない。(筆者談)


目  次

プロローグ

1章
ブラキストン線 13/再会 15/夢の島 18/縄文忌 24/巌鬼山 30/祈願 36/神の倉 42/先駆カムイの夜 48
13 
2章
夢告 55/山霊 61/死の公団 66/イシカ 72/K 78/日輪 83/死の小舟 89/山麓クリニック 95
55 
3章
冬のオフルメコ 102/受胎神 108/恋の柵 114/転生の祭り 120/幸福 126/オシラ 129/別れ 132
102 
4章
山行 137/母系 143/祝福 145/パッサージュの町で  149/シバよ、縦坑 155/豪雨の光 160/エイリアンの木 165/コロス 171
137 
5章
黙示録 177/祝祭葬 184/旅立ぢ 190/樹下聖獣図 196/エマナシオン 198
177 
エピローグ
203 
あとがき
209 
「あとがき」のあとがき
215 
本篇の津軽語彙抄
iii 
「津軽語」の手引き


小社刊の工藤正廣の著作物
[ロシアの恋]
[片歌紀行 今に生きる建部綾足]
[永遠と軛 ボリース・パステルナーク評伝詩集]
[アリョーシャ年代記 春の夕べ]
[いのちの谷間 アリョーシャ年代記2]
[雲のかたみに アリョーシャ年代記3]
[郷愁 みちのくの西行]
[西行抄 恣撰評釈72首]
[チェーホフの山]
[〈降誕祭の星〉作戦 ジヴァゴ周遊の旅]
[1187年の西行 旅の終わりに]
[ポーランディア 最後の夏に]
[没落と愛 2023 РАЗОРЕНИЕ И ЛЮБОВЬ 2023г.]
[幻影と人生 2024 ВИДЕНЬЕ И ЖИЗНЬ 2024г.]
[ユゼフ・ローザノフ 青春の終わりに]
 
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[シャーマンとヴィーナス]
[中二階のある家 ある画家の物語]
[蒼ざめた馬 漆黒の馬]
[夕べ ヴェーチェル]
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[ユリウシュ・スウォヴァツキ詩抄]
[]
 
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[わが妹人生 1917年夏]
[初期 1912―1914 あるいは処女詩集から]
[バリエール越え 1914―1916]
[晴れよう時 1956―1959]
[早朝列車で 1936―1944]
[第二誕生 1930―1931]
[主題と変奏 1916―1922]
[リュヴェルスの少女時代]
[物語]
[パステルナーク全抒情詩集]
[ドクトル・ジヴァゴ]


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