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犬と負け犬
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ジョン・ファンテ 著 / 栗原俊秀 訳
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四六判上製224頁 2,500円(税別)
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ISBN978-4-89642-599-4 C0097
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「永遠の息子」ジョン・ファンテが
「父親」の目線で書いた唯一の作品
そして代表作で、最も愛されてきた逸品
秋田犬も全編にわたって登場!
夢見るのはローマ、ナヴォーナ広場…
*フランス映画 'My Dog Stupid' ('Mon chien Stupide') 2019製作
イヴァン・アタル監督、シャルロット・ゲンズブール主演、日本公開予定
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目 次
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訳者あとがき
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ジョン・ファンテ [John Fante]
1909年、コロラド州デンバーにて、イタリア人移民家庭の長男として生まれる。1932年、文藝雑誌《The American Mercury》に短篇「ミサの侍者」を掲載し、商業誌にデビュー。以降、複数の雑誌で短篇の発表をつづける。1938年、初の長篇小説となるWait Until Spring, Bandini(『バンディーニ家よ、春を待て』栗原俊秀訳、未知谷、2015年)が刊行され好評を博す。その後、長篇第二作Ask the Dust(1939年。『塵に訊け!』都甲幸治訳、DHC、2002年)、短篇集Dago Red(1940年。『デイゴ・レッド』栗原俊秀訳、未知谷、2014年)と、重要な著作を立てつづけに刊行する。ほかの著書に、Full of Life(1952年。『満ちみてる生』栗原俊秀訳、未知谷、2016年)、The Brotherhood of the Grape(1977年)など。小説の執筆のほか、ハリウッド映画やテレビ番組に脚本を提供することで生計を立てていた。1983年没。享年74歳。
栗原俊秀 [くりはら としひで]
1983年生まれ。翻訳家。訳書にアマーラ・ラクース『ヴィットーリオ広場のエレベーターをめぐる文明の衝突』、ジョン・ファンテ『満ちみてる生』(以上、未知谷)、ピエトロ・アレティーノ『コルティジャーナ』(水声社)など。2016年、カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)で、第2回須賀敦子翻訳賞を受賞。
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