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目 次
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頁
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はじめに
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1
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本書の構成について
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2
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〈母と娘〉
顔 ―― 母は私とちがってきれいなひとなの 9
女家族 ―― 私が二人の子供を夢中で育てていた頃のほうが、幸福だとお思いですか 28
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〈秘密〉
舞台のあと ―― 僕のなかにいつも家元がいる 58
翡翠 ―― 私はどうしたらよいのだろう、と彼女は呟いた 81
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〈歓楽街の女・その後〉
洲崎パラダイス ―― 彼女にはこれしか金を得る手段が身についていなかった 100
雪女 ―― 男の子でなければ、あたし生まないんです 141
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〈傷ついた女・再生させる男〉
女の庭 ―― 若い日の苦い場所というのはいいよ 168
二人の縁 ―― バカだな、口づけでもすればいいのに 193
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〈作者の周辺〉
二つの棺 ―― 一対は痛ましいというより静かであった 218
ヒースの丘 ―― 一生の終りに近い旅に『嵐ヶ丘』へ行くことが出来たら本望である 237
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附録 ブロンテ姉妹の世界
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261
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解説
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267
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略年譜
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289
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底本
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296
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