未知谷の新刊案内

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ミロの言葉
谷口江里也 著 / ジョアキン・ゴメス 写真
四六判上製160頁 2,000円(税別)
ISBN978-4-89642-750-9 C0098



ミロ自身が語った芸術と人生についての言葉
親友だったゴメスが残したミロと作品の写真
ゴメスと親しんだ谷口が書くミロのこもごも
 
写真76葉



 
たなかあきみつ全訳詩集
たなかあきみつ 著
A5判上製352頁 非売品
(ご興味をお持ちの方は編集部へお問い合わせください。)
ISBN978-4-89642-749-3 C1398



 



 
たなかあきみつ全詩集
たなかあきみつ 著
A5判上製352頁 5,000円(税別)
ISBN978-4-89642-748-6 C1392



詩人として、現代ロシア詩の紹介者として―
たなかあきみつの詩業のすべて(失われた初期の数篇を除く)を収録した全詩集
 
本書の姉妹書として『たなかあきみつ全訳詩集』(非売品)を製作しました。
ご興味をお持ちの方は編集部へお問い合わせください。

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アート、過剰と境界
北山研二 著 / 村瀬鋼 編訳 / 吉田裕・沖久真鈴・小河原あや 訳
四六判上製256頁 3,000円(税別)
ISBN978-4-89642-747-9 C0070



昨年3月、惜しまれながら世を去った
北山研二の仏語論文を翻訳(付録添)
現代芸術を胸ときめかせながら
読み解く北山の
確かな学識に支えられた
大胆な論理、投げかけられる
疑問、動揺する我々…
 
*本書は北山研二によってフランス語で書かれた著書
L'art, excès & frontières
(Collection Eidos, Série RETINA, L'Harmattan, 2014)
の日本語訳である



 
実存文学III
山下洪文 監修
四六判上製608頁 6,000円(税別)
ISBN978-4-89642-746-2 C0095



日本大学芸術学部文芸学科の詩人たちによる、
「実存」をテーマとした過去の詩人の再生と、
それを踏まえた自らの表現の試みの一冊
 
*勝野睦人
1936年東京生まれ。敗戦の前年に
長野県飯田市に疎開。
戦後は東京に戻り、東京藝術大学油絵科
に通いながら石原吉郎らが主宰した
詩誌『ロシナンテ』に参加。
20歳の時、オート三輪に激突され事故死。
 
*牧野虚太郎
1921年東京、池袋の芸者屋の長男として
生まれる。慶應義塾大学経済学部に通った、
と言われているが、本当のことはすべて不明。
『LUNA』同人。1941年肋膜炎で死去。享年20。
戦後、鮎川信夫らによって『荒地』掲載。
 
『実存文学I』『実存文学II』は非売品ですが、ご入用の方は編集部までお問い合わせください。



 
素敵な祖母たち アイルランドのナナ
アリス・テイラー 著 / 高橋歩 訳
四六判上製288頁 2,700円(税別)
ISBN978-4-89642-745-5 C0098



暖炉、干し草、ミサ、じゃがいも……
アイルランドの田舎町で昔ながらのスローライフを営む
そばにはいつも、かけがえのないおばあちゃんたち!!
アイルランドではおばあちゃんのことをナナと呼びます
三世代15人のおばあちゃん登場
 
祖母たちが愛用し、母から孫へと伝えられた品々85葉の写真添え

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麝香豌豆(スイトピー)
井岡道子 著
四六判上製276頁 2,700円(税別)
ISBN978-4-89642-744-8 C0093



四国山中は四万十川上流の小さな村で
豊かな自然の中に幼少期の感性を育み
京都で青年期の十五年、芸術家の魂を
涵養した作者が五十余の作品から厳選
 
山村が舞台の六篇
京都を舞台に二篇
 
その土地に古くから伝わる習俗
肉親や友人知人との悲喜こもごも
読む者おのおのの想い出と共振する
人生の何気ない日々の美しい瞬間を
丁寧に切り取って象徴的に綴る作品集

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紅の笑み・七人の死刑囚
レオニード・アンドレーエフ 著 / 徳弘康好 訳
四六判上製240頁 2,600円(税別)
ISBN978-4-89642-743-1 C0097



戦争、革命の進行
何者でもない一人の心がどう動くか
 
 
紅の笑み:日露戦争か、人々が殺し合い発狂し
やがて累々たる死体の上に赤い笑いが漂う
帰還した兄、感染する弟……
 
七人の死刑囚:五人のテロリストと殺人犯と強盗――
七人の、死刑宣告から執行に至るまで
心理、生理、肉体の状況を克明に……
 
 
魯迅が愛して中国語に翻訳し
邦訳は明治末期から上田敏、
二葉亭四迷、森鴎外、大杉栄
昇曙夢、中村白葉らに紹介され
読まれてきたアンドレーエフ
ラヴクラフト、ポーといった
怪奇小説の系譜にも連なる



 
黒鳥
平賀敬一郎 著
四六判上製272頁 3,000円(税別)
ISBN978-4-89642-742-4 C0093



ページを繰る手が止まらない
極上ハードボイルドアクション小説!
 
夜の神戸に暗躍する
GT-R BNR32
そしてレクサスLS
 
霙混じりの、神戸港を見下ろす丘に建つマンション最上階、医科学研究所の機密データを持ち出した研究者が殺害された。殺ったのは毒殺アーティストの二つ名を持つ一匹狼の暗殺者、黒鳥。データの流出を阻止せんとする研究所、新技術の入手で裏社会での優位を占めんとする暗殺集団SLAVE、リーダーはかつて黒鳥と同じ苦境に育った美貌の女。表社会の日常を生きる者には決して見えてこない港町に蠢く裏社会の顔、顔、顔。絡み合う人間関係――もつれ合う関係者たち――リノベーションを専門とする女性建築家もまた――
 
お前だって、いつかは誰かに――
結局何一つ手に入れることなく――

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アウローラの仕事場
ロクサーナ・イェンジェイェフスカ・ヴルべル 著 / ヨナ・ユング 挿絵 / 足達和子 訳
フルカラーA5判変型上製34頁 1,800円(税別)
ISBN978-4-89642-741-7 C0798



ポーランド 大人のための絵本
 
こわれた心の直し屋としてやってきたアウローラは、年金生活に入ります。時代が変わってしまった。もう、しおどきだと感じたからです。人々は自分の心をほったらかしにして、スマホばかりに夢中になっています。しかし、心は、大切にしないと、ながくはもたないもの。あたらしいものを店で売っているわけではありません。
アウローラはだれよりも、その手入れの仕方を知っていましたが、もう、くつ屋も、時計屋も、仕立屋もいなくなった…銀行ばかりになった職人通りをはなれようと決心します。
ところが、ある雨の日の朝、アウローラの仕事場に、小さな女の子がやってきました。むすめの質問は、インターネットでは答えの見つからないものばかり…。アウローラは、どうして答えを知っているのでしょう?



 
ジェロムスキ短篇集
《ポーランド文学古典叢書》第12巻

ステファン・ジェロムスキ 著 / 小原雅俊 監訳
四六判上製280頁 3,000円(税別)
ISBN978-4-89642-740-0 C0398



深い同情を寄せることができる天与の資質
広い心、作品における劇的な筋立てで
「ポーランド文学の良心」と呼ばれた大人気作家
 
邦訳での紹介は本書の編者であり監訳者・小原氏の翻訳による
「われらを啄む鴉たち」
(『世界短編名作選 東欧編』1979年、新日本出版社)以来!
15篇を収録した待望の一冊!

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歴史は眠らない
穂高健一 著
四六判上製288頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-739-4 C0093



歴史は為政者によって捏造される
幕末以降に起きた事実の隠蔽と曲解
歴史教育の歪曲こそが戦争を招いた
フェイクを排した歴史的真実の側面を
心踊る物語として綴る歴史小説4篇
 
〈九十二年の空白〉
ペリー来航の目的は学術調査だった?!
瀬戸内の島の中学校を舞台に
歴史を探求する教育実習の二人……
 
〈幕末のプロパガンダ〉
大政奉還直後、徳川慶喜の東帰
倒幕側は慶喜が江戸へ逃げ帰った
逆賊だと汚名を喧伝した
 
〈俺にも、こんな青春があったのだ〉
江田島の帝国海軍兵学校を卒業
第一次世界大戦でマルタ島へ
日英同盟で参戦した青年将校の物語
 
〈歴史は眠らない〉
太平洋戦争の史跡めぐりに
沖縄へ発った歴史講座の一行
琉球・沖縄の歴史を知るうちに
関係者の意外な事実も……



 
ユゼフ・ローザノフ 青春の終わりに
工藤正廣 著
四六判上製288頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-738-7 C0093



小さな画面の動画からではない
生きた言葉で想像力を喚起して
しばし生を留める希望を見出し
明日の為に今日燃え上がらせる
人と人との出合いと別れの物語
 
*****
 
急速に進歩する科学技術に
人々の心は荒み劣化を続け
壊れかけているのではないか
 
人はその手と足と魂と
五感のすべてを活用して
自然の中で十全に生きること
 
そこでは思わぬ齟齬が生じ
艱難辛苦も味わうだろう
しかし肉体は弱いが魂は強い
 
悲しみや絶望を凌いだ
穢れなき無垢な存在こそ
人を支える愛の名に相応しい



 
釣魚大全 思索する人のレクリエーション
アイザック・ウォールトン&チャールズ・コットン 著 / 霜田俊憲 訳
A5判上製408頁+カラー口絵8頁 6,000円(税別)
ISBN978-4-89642-737-0 C0075



17世紀イギリス、清教徒革命が起こり、シェイクスピアが活躍した時代
1653年に書かれ、以来、世界中の言葉に翻訳
世界中の釣人に読み継がれてきた世界的名著、完全版!
刊行当時の図版や当地の写真、楽しい訳注…
 
ああ 釣師の見事な人生よ
何にもまして最高だ
楽しみばかりで争いはない
人のうらやむ人生だ
   ほかの楽しみ
   子供だましよ
   釣りの楽しみ
   法を犯さず
   釣師の技は
   不幸をうまず
ただ満足と喜びをうむ
(本書第T部第16章 ジョン・チョークヒルの詩より)


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