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黒鳥
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平賀敬一郎 著
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四六判上製272頁 3,000円(税別)
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ISBN978-4-89642-742-4 C0093
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ページを繰る手が止まらない
極上ハードボイルドアクション小説!
夜の神戸に暗躍する
GT-R BNR32
そしてレクサスLS
霙混じりの、神戸港を見下ろす丘に建つマンション最上階、医科学研究所の機密データを持ち出した研究者が殺害された。殺ったのは毒殺アーティストの二つ名を持つ一匹狼の暗殺者、黒鳥。データの流出を阻止せんとする研究所、新技術の入手で裏社会での優位を占めんとする暗殺集団SLAVE、リーダーはかつて黒鳥と同じ苦境に育った美貌の女。表社会の日常を生きる者には決して見えてこない港町に蠢く裏社会の顔、顔、顔。絡み合う人間関係――もつれ合う関係者たち――リノベーションを専門とする女性建築家もまた――
お前だって、いつかは誰かに――
結局何一つ手に入れることなく――
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目 次
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頁
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1 毒殺アーティスト
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5
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2 リノベ建築家
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45
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3 茶藝師
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59
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4 リノベーションを依頼する
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83
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5 中庭でのティータイム
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101
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6 カーチェイス
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129
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7 夜に抱かれて
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167
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8 岩場の女
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199
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9 四月に雪が降ることもある
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237
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10 庭と雨
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247
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平賀敬一郎 [ひらが けいいちろう]
1973年兵庫県芦屋市生まれ。
神戸市で一級建築士事務所を経営する傍ら本作を執筆。
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