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未知谷の刊行物【芸術】 |
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旧約聖書とはどのような書物なのか ドレによる72枚の版画を導きの糸に 独自の抄訳でエピソードが それぞれの解説で世界観がわかる 旧約聖書が概観できる新発見に満ちた一冊 繊細なタッチと大胆な内容の版画 74枚収録！ 本書は、旧約聖書のヴィジョンやコンセプトや、それを支える意思と触れ合うと共に、旧約聖書という書物が語り伝えようとしている世界観や、その壮大な世界を支えている頑強な構造などを、ギュスターヴ・ドレという、十九世紀の天才版画家の作品と共に読み解くものです。ドレは、ヨーロッパの精神世界を、今日の映画のような手法を用いて視覚化するという偉業を成し遂げた画家ですが、旧約聖書でも、卓抜した知性と感性によって、旧約聖書の本質に関わる重要な場面を実に的確に、そして見事に描いています。そんなドレのヴィジュアルとともに、旧約聖書に書き表された世界観やその構造と触れ合うことを、楽しんでいただければ幸いです。 （「はじめに」より） 「読書の喜びを確実に与えてくれるのが本書である（……） テクストは（……）簡潔で要点が押さえられた見事なものである。そして、ドレの版画は、光の表現が超越という概念と物語の両方を発生させており、どれだけ眺めていても飽きない （……） 寄付・慈善・施しの起源としてのルツの物語、狩猟民族・遊牧民族的な暮らしから農耕民族的な暮らしへの転換点としてのナジル人、髪を剃らないサムソンとロックスターの長髪についての示唆、「旧約聖書と新約聖書をつなぐ、特別な存在」としてのエリヤなど、興味深い指摘が多い」（江川純一氏評「週刊読書人」2016年10月7日号） |
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目 次 |
頁 |
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はじめに |
1 |
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創世記 |
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01 天地創造 言語化された神 |
14 |
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02 人の創造 万物の長としての人間 |
18 |
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03 楽園追放 試す神 |
22 |
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04 カインとアベル 絶対的な神 |
26 |
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05 最初の殺人 罪を背負ってさすらう者 |
30 |
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06 ノアとその一族 根絶やしにする神 |
34 |
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07 ノアと洪水 神の怒り |
38 |
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08 洪水の終わりと神との契約 ノアと神との契約 |
42 |
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09 バベルの塔 ノアの子孫 |
46 |
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10 アブラムの旅立ち 故郷を出るアブラム |
50 |
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11 神との契約 神の使い |
54 |
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12 ソドムとゴモラ 殲滅する神 |
58 |
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13 ハガルとイシュマエル 荒れ野の民の父となるイシュマエル |
62 |
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14 アブラハムとイサク アブラハムを試す神 |
66 |
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15 イサクの嫁リベカ 神との約束によって得る妻 |
70 |
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16 エサウとヤコブ 奸計に長けたヤコブ |
74 |
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17 ヤコブの夢 ヤコブと神との約束 |
78 |
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18 財産を増やすヤコブ その後のヤコブ |
82 |
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19 天使と格闘するヤコブ 狩猟民族と牧畜民族との確執 |
86 |
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20 ヤコブの息子たちとヨセフ 夢のなかの謎のかたちの神の言葉 |
90 |
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21 エジプトに向かうヤコブ・イスラエルの一族 ヨセフに救われる一族 |
94 |
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出エジプト記 |
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22 モーセの生い立ち 神の声を聞くモーセ |
98 |
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23 モーセとアロン 奇蹟をおこす力を得るモーセ |
102 |
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24 モーセとファラオとの戦い ファラオの魔術師たちと戦うモーセ |
106 |
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25 エジプトを出るイスラエルの民 過越祭 |
110 |
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26 海を割るモーセ 不平を言う民 |
114 |
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27 シナイ山に登るモーセ 神から十の戒めを言い聴かされるモーセ |
118 |
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28 神と民との契約 神から与えられた民の律法 |
122 |
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民数記 |
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29 約束の地カナンに向かうイスラエルの民 全軍の配置 |
126 |
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30 アロンの死 たびかさなる民の離反 |
130 |
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31 ヨルダン河を渡るイスラエルの民 イスラエルの民に与えられるカナン |
134 |
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ヨシュア記 |
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32 新たに民を率いるヨシュア 領土を勝ち取るイスラエルの民 |
138 |
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33 遊女ラハブ 軍師ヨシュア |
142 |
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34 五人の王との戦い ヨシュアに滅ぼされた王たち |
146 |
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士師記 |
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35 乱れ始めるイスラエル 信仰を維持し続けることの難しさ |
150 |
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36 士師サムソン ナジル人のサムソン |
154 |
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37 サムソンとデリラ サムソンの弱点 |
158 |
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38 ベニアミン族の過ち ばらばらになり始めたイスラエルの民 |
162 |
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39 ルツの物語 貧しいものに施すことを善しとする神 |
166 |
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サムエル記 |
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40 奪われた神の箱とその帰還 王を求めるイスラエルの民 |
170 |
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41 サムエルの指名を受けて王となるサウル 部族連合から一つの国家となるイスラエル |
174 |
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42 ダビデの出現 ダビデを怖れるサウル |
178 |
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43 全イスラエルの王となるダビデ 統一王国の体制を整えるダビデ |
182 |
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44 アブロサムの謀反 タマルとアムノン |
186 |
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45 ダビデ王国、最後の仕上げ ダビデの遺言 |
190 |
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烈王記 |
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46 賢王ソロモン 国家の運営 |
194 |
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47 神殿を建設するソロモン 盤石の態勢を整えるソロモン |
198 |
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48 ソロモンとシェバの女王 ソロモンとイスラエルの民の神 |
202 |
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49 その後のイスラエル 王国の分裂と退廃 |
206 |
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50 預言者エリヤの出現 王と民を諌め奇蹟を起こすエリヤ |
210 |
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51 追っ手から逃れるエリヤ 孤独な闘いを強いられるエリヤ |
214 |
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52 イスラエル王アハブの死 イスラエルとアラムとの戦い |
218 |
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53 天に昇るエリヤ その後のイスラエルの王とエリヤ |
222 |
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54 神の人エリシャ 奇蹟を起こし続けるエリシャ |
226 |
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55 エリシャの弟子に油を注がれて王となるイエフ イエフの粛正 |
230 |
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アモス書 |
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56 預言者アモス 神の審判を伝えるアモス |
234 |
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トビト記 |
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57 善意の人トビトと息子のトビア 北イスラエルの都サマリアの陥落とトビト |
238 |
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イザヤ書 |
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58 預言者イザヤ 神の審判を語り始める預言者イザヤ |
242 |
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59 イザヤの預言 平和の到来を預言するイザヤ |
246 |
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エレミア書 |
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60 預言者エレミアの言葉 滅亡を告げて迫害されるエレミア |
250 |
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61 エルサレムの陥落 ユダ王国の滅亡 |
254 |
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エゼキエル書 |
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62 捕われの民の中から現れた預言者エゼキエル 復活する骨 |
258 |
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ダニエル書 |
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63 バビロンの王の夢を解くダニエル 賢者として重用されるダニエル |
262 |
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エズラ記 |
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64 エルサレムに帰還し神殿再建に着手するユダヤ人 バビロニアに代わって覇者となるペルシャ |
266 |
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ゼカリア書 |
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65 ゼカリアの見た幻 民の願望を代弁する預言者ゼカリア |
270 |
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エズラ記 |
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66 神殿の完成 エルサレムに規律を取り戻す書記官エズラ |
274 |
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ヨブ記 |
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67 試されるヨブ 理由もなく試され続けるヨブ |
278 |
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ヨナ記記 |
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68 神に逆らうヨナ 街を滅ぼさない神を非難するヨナ |
282 |
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マカバイ記 |
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69 大国に翻弄され続けるユダヤ 内部から崩壊し始めるユダヤ |
286 |
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70 ゲリラ戦を展開して抵抗するユダヤ エルサレムを奪還するユダ・マカバイ |
290 |
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71 エリアザル・アワランの死 ヤコブ・イスラエルから遠く離れて |
294 |
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72 ユダ・マカバイの死とその後のユダヤ 奇妙な国となるユダヤ |
298 |
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おわりに |
302 |
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地名・事項索引 |
314／iii |
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人名索引 |
316／i |
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ギュスターヴ・ドレ [Gustav Dore] 1832年、フランスのアルザス地方ストラスブールの生まれ。幼い頃から画才を発揮。16歳の時にパリに出て挿し絵画家として活躍し始めるが、当時流行していた風刺画が肌に合わず、24歳の時、自らの表現力と木口木版の可能性を最大限に発揮した『さすらいのユダヤ人の伝説』をセルフプロデュース。文学空間を大量の画像によって物語る、後の映画に通じる方法を編みだし、『神曲』『聖書』『失楽園』『ドン・キホーテ』『ロンドン巡礼』などを矢継ぎ早に発表して時代の寵児となった。さまざまな才能に恵まれ、ヴァイオリンの名手であり、油絵や彫刻なども手がけ、晩年にはカテドラルのファサードをデザインするなど建築空間にも興味を示したが、1883年、おそらくは働き過ぎによる心臓発作で51歳で死亡。ヴィジュアル時代の幕を開けた視覚表現史上の最重要画家の一人。 谷口江里也 [たにぐち えりや] 詩人、ヴィジョンアーキテクト。1948年生まれ、石川県加賀市出身、横浜国立大学建築学科卒。中学時代から、詩と絵画と建築とロックミュージックに強い関心を抱く。1976年にスペインに移住。バルセロナとイビサ島に居住し、多くのアーティストや知識人たちと親交を深める。帰国後、イマジネーションと変化のダイナミズムをテーマに、ヴィジョンアーキテクトとして、エポックメイキングな建築空間創造などを行なうと共に、言葉による空間創造として多数の著書を執筆。音羽信という名のシンガーソングライターでもある。主な著書に『画集ギュスターヴ・ドレ』（講談社）、『1900年の女神たち』（小学館）、『ドレの神曲』『ドレの旧約聖書』『ドレの失楽園』『ドレのドン・キホーテ』（以上、宝島社）、『鳥たちの夜』『鏡の向こうのつづれ織り』『空間構想事始』（以上、エスプレ）、『イビサ島のネコ』『天才たちのスペイン』（以上、未知谷）など。主な建築空間創造に《東京銀座資生堂ビル》《ラゾーナ川崎プラザ》《レストランikra》《軽井沢の家》などがある。 |
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小社刊の谷口江里也の著作物 [イビサ島のネコ] [天才たちのスペイン] [ロス・カプリチョス 視覚表現史に革命を起した天才ゴヤの第一版画集] [戦争の悲惨 視覚表現史に革命を起した天才ゴヤの第二版画集] [ラ・タウロマキア(闘牛術)／ロス・ディスパラテス 視覚表現史に革命を起した天才ゴヤの第三・四版画集] [随想 奥の細道 今こそ活きる芭蕉のヴィジョン] [リカルド・ボフィル 作品と思想 RBTAの仕事を通して知る建築的時空間創造] [理念から未来像へ 憲法を正しく読めばこんな国] [異説ガルガンチュア物語] [いまここで] [メモリア少年時代] [島へ] [夢のつづき] [ヴィジョンアーキテクトという仕事] [ギュスターヴ・ドレとの対話] [夢のなかで] [ジャック・カロを知っていますか？] [わかれみち ヴィジョンアーキテクトが見つめた歴史] [福原義春さんとの対話] 小社刊の音羽信の著作物 [愛歌 ロックの半世紀] 小社刊の谷口江里也関連の著作物 [プラテーロと私抄 アンダルシア哀歌] |
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