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ズディグル アプルル ハルムス100話
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ダニイル・ハルムス 著 / 田中隆 訳
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四六判上製224頁 2,200円(税別)
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ISBN978-4-89642-306-8 C0097
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これぞ!! これぞ!!!
超・アヴァンギャルド?!
ロシアで爆発的人気を博した
シュルレアリスト第一人者による
愛すべき不条理! ナンセンス!!
そうだったのかああぁ〜!!!
1929〜1941年に書かれた
極短、超短篇、厳選100話!!
この前衛ぶり、ご賞味あれ!!!!
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目 次
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頁
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それでは、私がどのようにして誕生したかを話そう……
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1
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孵化器の時代
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3
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1 マカロフとペテルセン No3/2 番人を驚かせた若者/3 私刑/4 マーシキンはコーシキンを殺した/5 ズディグル アップル/6 ×××/7 ×××/8 ×××/9 ×××/10 ×××/11 月まで石を投げられるだろうか/12 ×××/13 ×××/14 朝/15 ×××/16 ×××/17 お話にゃし/18 フォーマ ボブロフとその妻/19 こつ!/20 ×××/21 戯曲/22 数学者とアンドレーイ セミョーノヴィッチ/23 新しい発想は、それを予期していなかった人々をいかに驚かせるかについてのスケッチ四葉/24 ×××/25 ×××/26 ×××/27 ×××/28 ×××/29 自慢屋コルパコーフ/30 眼の錯覚/31 ×××/32 ×××/33 ×××/34 現象と存在について No1/35 現象と存在について No2/36 ×××/37 ×××/38 ×××/39 寓話/40 ×××/41 指物師クシャコーフ/42 イワン ヤコブレビッチ アントーノフ立志伝/43 出来事/44 祭典の日/45 通りでの出来事/46 予期せぬ酒盛り/47 ×××/48 ×××/49 ドラマについて/50 ×××/51 ソネット/52 騎士/53 ×××/54 老人の死/55 エブスチングネーエフは笑う 三人のボードビル/56 ×××/57 教授の妻の運命/58 出来事/59 夢/60 ある男がいかに崩壊したかの話/61 会計係/62 父と娘/63 新世代の登山家たち/64 ある賢翁の思い出/65 ×××/66 ×××/67 転落する婆さん達/68 水色の帳面No10/69 ×××/70 長持/71 全面的検証/72 ×××/73 ×××/74 パッサカリア第一楽章/75 いとわしい貴方/76 ×××/77 私の妻に起こった事/78 ×××/79 四足ガラス/80 ×××/81 帽子/82 祝賀の行進/83 日常劇/84 ×××/85 帳面/86 パーキンとラクーキン/87 ×××/88 フェージャ ダヴィードヴィチ/89 ×××/90 ×××/91 ×××/92 ×××/93 ×××/94 騎士/95 ムィシンの勝利/96 講義/97 妨害/98 ×××/99 転落/100 威光
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11
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名誉回復
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221
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ダニイル・ハルムス [Даниил Хармс] (1905―1942)
サンクト・ペテルブルク生まれ。ソ連初期のシュルレアリスト、不条理詩人。未来派の影響下で芸術活動を行う。1920年代末に活動した前衛文学集団「オベリウ」の代表者。1930年代、ソ連当局による文化、文学の統制が強化され、活動自粛を余儀なくされて児童文学を書き始めるが、作風が危険視され何度か逮捕される。1941年の逮捕の数か月後に収容所内で餓死したと言われる。その実験的な作品群は地下出版によって読み継がれた。邦訳は『ウィリーのそりのものがたり』『ハルムスの小さな船』『昨日のように遠い日 少女少年小説選』などが刊行されている。
田中隆 [たなか たかし]
1964年、千葉県船橋市内の団地に生まれる。
典型的な鍵っ子として育つ。
県内の高等学校卒業後、ロシアへ留学。
ハバロフスク国立教育大学ロシア語コース卒。
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