未知谷の刊行物【海外文学】



 
アフリカの事件簿 ワグナー教授の発明
アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフ 著 / 田中隆 訳
四六判上製208頁 2,000円(税別)
ISBN978-4-89642-465-2 C0097



ワグナー教授の大活躍! 第2弾!!
 
前作で人類を睡眠の呪縛から解放し、疲労を取り去る解毒剤を開発、右脳左脳を独立機能させ、両眼両手を別々に動かし、6倍の生産能力を得た教授の更なる発明の連続。天才に果てなし。
 
さて、今回のワグナー教授はアフリカを訪れた。豪雨に伴なう土石流に巻き込まれた助手が瀕死で帰還、辛くも脳だけを蘇生させ移植に成功した教授だが……。「ワグナー教授の発明」完結。
 
牧歌的SFの大傑作
破天荒の連作短篇14とSF2短篇を収録


目  次

空飛ぶ絨毯

悪魔の水車小屋
27 
アムバ アフリカの事件簿1
 
I 月下の宴
51 
II リングの死
63 
III 話す脳
69 
IV 奇妙な案内人
88 
ホイッチ―トイッチ アフリカの事件簿2
 
I 稀に見る役者
93 
II 侮辱に耐えかねて
100 
III 宣戦布告
109 
IV ワグナー教授登場
112 
V 《リングは人にはなれない……》
122 
VI ゴリラのフットボール
127 
VII 見えないロープ
140 
VIII 《ゾウのウオトカ》
144 
IX ゾウになったリング
151 
X 四足の敵と二本足の敵
163 
XI 群れの中で
176 
XII 密猟の片棒を担ぐ
182 
XIII 狂ったトランプ
191 
XIV 四つの死体と象牙
198 
XV 思惑通りに
201 
初出一覧
206 

アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフ [Александр Романович Беляев]
ロシアのヴェルヌとも呼ばれる、ロシアSF界の第一人者。1884年3月16日スモレンスク市の司祭の息子として生まれ、法科学校卒業後、弁護士、新聞編集長として働く。1916年、脊椎カリエスを発症し、首から下の自由をなくして療養生活を余儀なくされるが、22年に療養生活を終え、民警、幼稚園などを経て郵政省職員となる。療養生活の体験を生かし、25年、雑誌『世界探検』に処女作『ドウエル教授の首』を発表、翌26年、郵政省を退職して専業作家となる。約20の長篇と、40の短篇を発表したものの、当時は「荒唐無稽である」「非科学的である」などの批評にさらされた。1942年1月6日、ドイツ軍占領下のプーシキン市で死去。
 
田中隆 [たなか たかし]
1964年、千葉県船橋市内の団地に生まれる。
典型的な鍵っ子として育つ。
県内の高等学校卒業後、ロシアへ留学。
ハバロフスク国立教育大学ロシア語コース卒。
訳書にハルムス『ズディグル アプルル』『シャルダムサーカス』『ヌイピルシテェート』、ベリャーエフ『ドウエル教授の首』『眠らぬ人』(未知谷)がある。

小社刊のアレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフの著作物
[ドウエル教授の首]
[眠らぬ人 ワグナー教授の発明]
 
小社刊の田中隆関連の著作物
[ズディグル アプルル ハルムス100話]
[シャルダムサーカス]
[ヌイピルシテェート]


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アフリカの事件簿 ワグナー教授の発明
アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフ 著
2,000円(税別)

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