未知谷の刊行物【海外文学】
眠らぬ人
ワグナー教授の発明
アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフ 著 / 田中隆 訳
四六判上製224頁 2,000円(税別)
ISBN978-4-89642-455-3 C0097
睡眠時間が八時間ですよ!
我々はそのどうしようもない、半分死んでいるような状況で、
人生の三分の一を無駄にしているのです。
私にはそれが癪に障っていたのです。
人類を睡眠の呪縛から解放する、
それがどれだけ輝かしい未来のためになり、
どれ程の可能性をもたらす事でしょう!……
(本文より)
実現した「眠らぬ人」研究。ワグナー教授は眠らなくなったのだ! さらに教授は右脳左脳を別々に動かして両眼両手を別々に操り、疲労を取る解毒剤も開発! 生産能力は6倍に……!!! 信じ難い発明の連続! マッドな科学の行き着く先は……???
教授大活躍の牧歌的SF 短篇四作
目 次
頁
眠らぬ人
I 奇妙な住人
7
II 《犬裁判》
13
III 眠らぬ人
23
IV 《ディクタートル》
33
V 《科学を愛する人》
38
VI 《ウエンシェトリフ・ウント・ベクベムヘイト》
42
VII 囚われの身で
47
VIII 教授の運命は決まった
52
IX 株式会社《エネルギヤ》
59
X 窓の向こうで起こっている事
66
XI 眠りの王国
69
本棚から
I 雨の夜
87
II 造物主
94
III 《魔法の小箱》
102
IV 幽霊人間
111
V アキレスの踵
119
VI 本棚からの訪問者
126
奈落の上で
I 謎の別荘
135
II 《魔法円》
141
III 《回転中》
146
IV あべこべ
153
V 《新しい教授法》
160
作られた伝説と外伝
I 眠らぬ人
163
II 馬の話
166
III 蚤について
173
IV 熱人間
185
初出一覧
212
訳者あとがき
アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフ [Александр Романович Беляев]
ロシアのヴェルヌとも呼ばれる、ロシアSF界の第一人者。1884年3月16日スモレンスク市の司祭の息子として生まれ、法科学校卒業後、弁護士、新聞編集長として働く。1916年、脊椎カリエスを発症し、首から下の自由をなくして療養生活を余儀なくされるが、22年に療養生活を終え、民警、幼稚園などを経て郵政省職員となる。療養生活の体験を生かし、25年、雑誌『世界探検』に処女作『
ドウエル教授の首
』を発表、翌26年、郵政省を退職して専業作家となる。約20の長篇と、40の短篇を発表したものの、当時は「荒唐無稽である」「非科学的である」などの批評にさらされた。1942年1月6日、ドイツ軍占領下のプーシキン市で死去。
田中隆 [たなか たかし]
1964年、千葉県船橋市内の団地に生まれる。
典型的な鍵っ子として育つ。
県内の高等学校卒業後、ロシアへ留学。
ハバロフスク国立教育大学ロシア語コース卒。
訳書にハルムス『
ズディグル アプルル
』『
シャルダムサーカス
』『
ヌイピルシテェート
』、ベリャーエフ『
ドウエル教授の首
』(未知谷)がある。
小社刊の
アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフ
の著作物
[
ドウエル教授の首
]
[
アフリカの事件簿
ワグナー教授の発明
]
小社刊の
田中隆
関連の著作物
[
ズディグル アプルル
ハルムス100話
]
[
シャルダムサーカス
]
[
ヌイピルシテェート
]
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書 名
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眠らぬ人
ワグナー教授の発明
アレクサンドル・ロマノヴィチ・ベリャーエフ 著
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