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[品切れ] 新版あります
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辞書で読むドイツ語
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牧野紀之 著
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四六判上製256頁 2,400円(税別)
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ISBN4-89642-063-2 C1084
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人との交流に会話は欠かせない。会話重視の外国語教育にも理はあるだろう。しかしより深い所、文化や思想を理解するような場面では書き言葉、特にその読解が重要だろう。本書では、目次で明らかなように関口在男氏のドイツ語学を継承する著者が、読解のための独自の方法論を展開する。プロローグにある如くドイツ語を学ぶ初学者は勿論、上級者にも役立つ座右の書。
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目 次
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頁
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まえがき
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1
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プロローグ――日本語になったドイツ語
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14
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第1部 理解文法
第1章 声に出して読む 18/第2章 格変化は英語にもある 25 第3章 「3単現」とは人称変化のことだった 31/第4章 名詞の変化はやさしい 37/第5章 呼吸を整える 50/第6章 動詞の原理は英語と同じ 70/第7章 ドイツ語を分析して読む 84/第8章 形容詞の格変化は「無し強・定弱・不定混合」 95/第9章 英語の前置詞も格支配している 104/第10章 副詞は形容詞と同形 107/第11章 ドイツ語では werden 動詞が大活躍 115/第12章 分離動詞がドイツ文の骨格をなす 124/第13章 接続詞は定形の位置に影響する 132/第14章 関係代名詞も英語と同じ 137/第15章 文章を読んでみよう 145/第16章 es と das の用法 157/第17章 冠詞と冠飾句 169/第18章 接続法第1式の形と用法 183/第19章 接続法第2式の形と用法 197
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17
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第2部 表現文法
第20章 疑問文 214/第21章 伝達文 230/第22章 直前の過去の表現 240
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213
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エピローグ
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牧野紀之 [まきの のりゆき]
1939年、東京に生まれる。1963年、東京大学文学部哲学科を卒業。1970年、東京都立大学大学院を卒業。1960年安保闘争の中で直面した問題と取り組み、ヘーゲル哲学を介して考える中で、生活を哲学する方法を確立した。明快な論理と平易な文章で知られる。ドイツ語教師としての活動の中で、関口存男氏のドイツ語学を受け継ぐ。言葉を科学するということを主張している。最近は教科通信を武器とした授業で教育活動にも新しい境地を拓く。メルマガ「教育の広場」などで社会的な発言も活発にしている。
主たる著書
『生活のなかの哲学』『哲学夜話』『先生を選べ』『ヘーゲルからレーニンへ』『囲炉裏端』『関口ドイツ語学の研究』(以上、鶏鳴出版)、『哲学の授業』(未知谷)
主たる訳書
『対訳初版資本論第一章及び付録』(マルクス著、信山社)、『小論理学』(上下巻、ヘーゲル著、鶏鳴出版)、『精神現象学』(ヘーゲル著、未知谷)、再話『西洋哲学史要』(波多野精一著、未知谷)
WEB上の仕事
HP「哲学の広場」(1998年11月公開)
http://page.freett.com/philoplatz/
HP「ヘーゲル哲学辞典」(2001年12月公開)
メルマガ「教育の広場」(2000年10月創刊)
http://blog.mag2.com/m/log/0000060215
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