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若き女性への手紙 若き女性リザ・ハイゼからの手紙16通を含む
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ライナー・マリア・リルケ,リザ・ハイゼ 著 / 安家達也 訳
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四六判上製176頁 2,000円(税別)
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ISBN978-4-89642-722-6 C0098
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男と女の間の関係が不公平なのに
世界の救済を語ったところで
虚しいのではないでしょうか?
(リザ・ハイゼ 1919年8月23日の手紙より)
世界中の女性を勇気づけたあの
リルケ「若き女性への手紙」
これまで割愛され、
謎に包まれていた
「若き女性」からの16通
二〇〇三年初公開された
リルケ最後の一信
計17通を加え26通の手紙
その全貌を本邦初紹介
往復書簡として読むことで
リルケの内省、深い側面が見えてくる!
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目 次
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頁
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1 1919年7月 リザ・ハイゼより
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5
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2 リルケより 1919年8月2日
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10
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3 1919年8月23日 リザ・ハイゼより
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16
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4 リルケより 1919年8月30日
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22
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5 1919年9月28日 リザ・ハイゼより
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29
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6 1919年12月31日 リザ・ハイゼより
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35
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7 リルケより 1920年1月19日
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40
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8 1920年1月29日 リザ・ハイゼより
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47
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9 1920年10月1日 リザ・ハイゼより
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51
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10 1921年2月14日 リザ・ハイゼより
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57
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11 リルケより 1921年3月7日
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62
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12 1921年6月15日 リザ・ハイゼより
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68
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13 1921年12月19日 リザ・ハイゼより
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72
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14 リルケより 1921年12月27日
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76
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15 1922年4月6日 リザ・ハイゼより
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87
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16 リルケより 1922年5月19日
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91
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17 1922年5月28日 リザ・ハイゼより
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97
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18 1923年1月30日 リザ・ハイゼより
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100
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19 リルケより 1923年2月2日
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104
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20 1923年4月5日 リザ・ハイゼより
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112
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21 1923年4月10日 リザ・ハイゼより
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115
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22 1924年1月24日 リザ・ハイゼより
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119
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23 リルケより 1924年1月27日
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122
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24 1924年2月1日 リザ・ハイゼより
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131
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25 リルケより 1924年2月11日
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134
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26 リルケより 1924年5月7日
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訳者あとがき
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ライナー・マリア・リルケ
[Rainer Maria Rilke] (1875―1926)
プラハ生まれ。主にヨーロッパ各地を旅行し晩年はスイスに隠棲する。ロシア旅行、パリでのロダン/セザンヌ体験などを経て、現代人の愛と孤独と不安を追求し人間存在の究極を捉えた20世紀最大の詩人のひとり。『新詩集』『マルテの手記』『ドゥイノの悲歌』『オルフォイスへのソネット』など。
リザ・ハイゼ
[Lisa Heise] (1893―1969)
ドイツの作家。1916年に画家のヴィルヘルム・ハイゼと結婚するが19年に離婚。リルケとの文通を通じて知られている。他に小説「泉」、回想録「短調のスケルツォ」。
安家達也 [あんけ たつや]
1956年東京生まれ。リルケ協会(Rilke-Gesellschaft)会員。 Ein japanischer Rilke-Nachruf (Blätter der Rilke- Gesellschaft Bd.35, 2020), 訳書にハンス・ヘニー・ヤーン『岸辺なき流れ』(2014 共訳)、ベンヨ・マソ『俺たちはみんな神さまだった』(2017)、ライナー・マリア・リルケ『若き詩人への手紙 若き詩人F. X.カプスからの手紙11通を含む』(2022)、ディーノ・ブッツァーティ『ブッツァーティのジロ帯同記』(2023)など。
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