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落穂の天使 人はなんで生きるか
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レフ・ニコラエヴィッチ・トルストイ 著 / ふみ子・デイヴィス 訳 / ナターリヤ・オレゴヴナ・トルスタヤ 絵
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四六判上製98頁 1,600円(税別)
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ISBN978-4-89642-220-7 C0097
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文豪トルストイが最後に行き着いた民話形式の第一作
読者の心に迫る芸術以上の芸術、とロマン・ロランが評した掌篇
人に与えられているものはなにか?
人に与えられていないものはなにか?
人はなんで生きるか?
この三つに答えられたら
あなたも天使です
トルストイ生誕180年――挿絵12点
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目 次
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頁
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訳者前がき
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1
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落穂の天使
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7
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I
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11
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II
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17
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III
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23
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IV
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29
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V
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35
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VI
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39
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VII
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47
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VIII
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51
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IX
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55
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X
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59
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XI
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65
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XII
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71
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訳者後がき
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75
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レフ・トルストイ(1828〜1910)
19世紀ロシアを代表する作家。貴族出身で文学、政治の双方に多大な影響を与えた。トルストイ主義と呼ばれるキリスト教的な人間愛と道徳的自己完成を説いた。代表作『アンナ・カレーニナ』、『戦争と平和』、『人生読本』等、晩年は通俗物語=民話に力を注いだ。
ナターリヤ・オレゴヴナ・トルスタヤ
レフ・トルストイの次男イリヤの孫オレーグ画伯とグラフィック画家タチヤーナの長女として1954年モスクワで生まれる。1979年、シトロガーノフ芸術院絵画科を卒業。ヨーロッパ各地、北欧、米国、カナダ、シンガポールでの展覧会に出品、ミニマリズム画家として高い評価を受ける。ロシア政府が選出した〈最も優れた20世紀ロシアの女性画家〉の一人としてトレチヤコフ美術館にも作品が納められている。ヤースナヤ・ポリャーナの「トルストイの家博物館」代表。
ふみ子・デイヴィス
福岡県生まれ。モスクワの民族友好大学(現・ロシア大学)卒業。1999年から2002年まで二度目のモスクワ生活を経験。トルストイの玄孫で画家のナターリヤ・トルスタヤとの出会いを機にトルストイの家出の謎を追う『トルストイ家の箱舟』を四年にわたって執筆し2007年に群像社から刊行した。訳書に、トルストイの四女アレクサンドラの回想録より『お伽の国―日本』がある。現在はシンガポール在住。陶磁器絵付けとロシア伝統芸術の細密画塗り(パピエ・マシェ・ミニアチュール)のアーティストを兼ねて NOBBY ART ギャラリーを主宰・経営する。
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