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愛あるところ神あり
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レフ・トルストイ 著 / ナターリヤ・オレゴヴナ・トルスタヤ 挿画 / ふみ子・デイヴィス 訳
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四六判上製96頁 1,400円(税別)
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ISBN978-4-89642-498-0 C0097
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人が本来具えている
同情や慈しみといった
素朴な愛を思い起こさせる
それぞれの物語
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目 次
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頁
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訳者まえがき
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1
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鶏のたまごほど大きな穀物の種
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13
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修行中の爺さまたち、三人のこと
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21
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愛あるところ神あり
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39
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寓話集
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65
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石
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66
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くさねこ
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68
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細い糸
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70
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海
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72
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蟻と鳩
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74
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捨て子
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76
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重荷
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78
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鶏と燕
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80
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狐と葡萄
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82
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僕はどのようにして目が不自由な乞食を怖がらなくなったか
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84
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樫とはしばみの木
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86
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樹々はどのように歩くか
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89
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日本の読者の皆様へ
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92
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レフ・トルストイ(1828〜1910)
19世紀ロシアを代表する作家。貴族出身で文学、政治の双方に多大な影響を与えた。トルストイ主義と呼ばれるキリスト教的な人間愛と道徳的自己完成を説いた。代表作『アンナ・カレーニナ』、『戦争と平和』、『人生読本』等、晩年は通俗物語=民話に力を注いだ。
ナターリヤ・オレゴヴナ・トルスタヤ
レフ・トルストイの次男イリヤの孫オレーグ画伯とグラフィック画家タチヤーナの長女として1954年モスクワで生まれる。1979年、シトロガーノフ芸術院絵画科を卒業。ヨーロッパ各地、北欧、米国、カナダ、シンガポールでの展覧会に出品、ミニマリズム画家として高い評価を受ける。ロシア政府が選出した〈最も優れた20世紀ロシアの女性画家〉の一人としてトレチャコフ美術館にも作品が納められている。ヤースナヤ・ポリャーナの「トルストイの家博物館」代表。
ふみ子・デイヴィス
福岡県生まれ。モスクワの民族友好大学(現・ロシア大学)卒業。1999年から2002年まで二度目のモスクワ生活を経験。トルストイの玄孫で画家のナターリヤ・トルスタヤとの出会いを機にトルストイの家出の謎を追う『トルストイ家の箱舟』を四年にわたって執筆し2007年に群像社から刊行した。訳書に、トルストイの民話『落穂の天使』(未知谷)、トルストイの四女アレクサンドラの回想録より『お伽の国―日本』(群像社)、著書に『ぽけぽけむし』(未知谷)がある。現在はシンガポール在住。陶磁器絵付けとロシア伝統芸術の細密画塗り(パピエ・マシェ・ミニアチュール)のアーティストを兼ねて NOBBY ART ギャラリーを主宰・経営する。
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