未知谷の刊行物【国内文学】



 
ギリシア古喜劇を読む
丹下和彦 著
四六判上製224頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-759-2 C0098



「笑い」というのぞき眼鏡で世の中を、
人間を、その生態を包括的に捉えて観察する喜劇
呵々大笑、苦笑、失笑、微笑、嘲笑、憫笑……
いずれにせよそこにあるのは高度の客観性、理知的な観察眼です
喜劇という眼を通して見ると
やがて「笑い」の向こうに悲しみが、世間が――
 
アリストパネスの古喜劇9篇の読みどころを詳説!
紀元前五世紀に迷い込んだような読書体験


目  次

第一章 花も嵐も

第二章 疎開 アリストパネス『アカルナイの人々』(前四二五年)
12 
第三章 悪役 アリストパネス『騎士』(前四二四年)
32 
第四章 なでる アリストパネス『雲』(前四二三年)
48 
第五章 裁判ごっこ アリストパネス『蜂』(前四二二年)
75 
第六章 ゆけカンタロス アリストパネス『平和』(前四二一年)
94 
第七章 雲にそびゆる アリストパネス『鳥』(前四一四年)
115 
第八章 女戦記 アリストパネス『リュシストラテ』(前四一一年)
137 
第九章 乗り込む アリストパネス『テスモポリア祭を営む女たち』(前四一一年)
162 
第十章 地獄八景 アリストパネス『蛙』(前四〇五年レナイア祭)
185 
あとがき
208 

丹下和彦 [たんげ かずひこ]
大阪市立大学名誉教授 関西外国語大学名誉教授
1942年 岡山県生まれ
1964年 京都大学文学部卒業
 
著書
『女たちのロマネスク』東海大学出版会
『旅の地中海』京都大学学術出版会
『ギリシア悲劇』中公新書
『ギリシア悲劇ノート』白水社
『食べるギリシア人』岩波新書
ギリシア悲劇入門』『ギリシア悲劇の諸相』『ご馳走帖』『ギリシア悲劇余話』未知谷
訳書
エウリピデス『悲劇全集1〜5』訳、京都大学学術出版会

小社刊の丹下和彦の著作物
[ギリシア悲劇入門]
[ギリシア悲劇の諸相]
[ご馳走帖 古代ギリシア・ローマの食文化]
[ギリシア悲劇余話]


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丹下和彦 著
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