|
|
|
|
歴史は眠らない
|
穂高健一 著
|
四六判上製288頁 2,500円(税別)
|
ISBN978-4-89642-739-4 C0093
|
|
|
歴史は為政者によって捏造される
幕末以降に起きた事実の隠蔽と曲解
歴史教育の歪曲こそが戦争を招いた
フェイクを排した歴史的真実の側面を
心踊る物語として綴る歴史小説4篇
〈九十二年の空白〉
ペリー来航の目的は学術調査だった?!
瀬戸内の島の中学校を舞台に
歴史を探求する教育実習の二人……
〈幕末のプロパガンダ〉
大政奉還直後、徳川慶喜の東帰
倒幕側は慶喜が江戸へ逃げ帰った
逆賊だと汚名を喧伝した
〈俺にも、こんな青春があったのだ〉
江田島の帝国海軍兵学校を卒業
第一次世界大戦でマルタ島へ
日英同盟で参戦した青年将校の物語
〈歴史は眠らない〉
太平洋戦争の史跡めぐりに
沖縄へ発った歴史講座の一行
琉球・沖縄の歴史を知るうちに
関係者の意外な事実も……
|
|
|
目 次
|
頁
|
九十二年の空白
|
5
|
幕末のプロパガンダ
|
109
|
俺にも、こんな青春があったのだ
|
173
|
歴史は眠らない
|
229
|
穂高健一 [ほだか けんいち]
1943年広島県大崎上島町生まれ。中央大学経済学部を卒業、作家。
日本ペンクラブ(会報委員)、日本文藝家協会、日本山岳会、日本写真協会の各会員。
地上文学賞『千年杉』(家の光社)、いさり火文学賞『潮流』(北海道新聞社)など八つの受賞歴(小説部門)がある。
読売・日本テレビ文化センター、目黒学園カルチャースクールで「文学賞を目ざす小説講座」、朝日カルチャーセンターで「フォト・エッセイ」、元気に百歳クラブ、「エッセイ教室」の講師等を務める。
近著として、小説 3・11『海は憎まず』、幕末歴史小説『二十歳の炎』、および新装版『広島藩の志士』、全国山の日の制定記念『燃える山脈』、『芸州広島藩・神機隊物語』『神峰山』『紅紫の館』『安政維新・阿部正弘の生涯』、新聞連載小説『妻女たちの幕末』などがある。
|
|