未知谷の刊行物【海外文学】



 
キャサリン・タイナン短篇集
キャサリン・タイナン 著 / 高橋歩 訳
四六判上製160頁 1,800円(税別)
ISBN978-4-89642-716-5 C0097



9世紀バイキング襲来
12世紀には英国初の植民地とされたアイルランド
19世紀末は750年にも及んだ
英国の支配から脱する最後の局面だった
 
詩・小説・新聞記事、
多種多様な文筆活動で鋭い社会意識を表現したキャサリン
特に強い関心を寄せて
定期的に取り上げていたのは
未婚の母、嬰児殺し、死刑、
貧困層の教育問題、等々
 
彼女が遺した102以上の
小説から、短篇9篇を厳選
摩訶不思議な話
思いもよらない結末
アイルランドの海――


目  次

海の死

先妻
15 
試合
27 
死の縄
37 
裕福な女
49 
神さまの敵
67 
迷子の天使
85 
聖人の厚意
101 
幽霊
127 
訳者あとがき
155 

キャサリン・タイナン [Katharine Tynan]
1861年ダブリンに生まれる。子どもの頃に詩の創作を始め、1878年に初めて自作の詩が出版される。20歳代半ばには著名な詩人となっていた。同世代の詩人・劇作家ウィリアム・バトラー・イェイツと親交があったことはよく知られている。1893年弁護士のヘンリー・ヒンクソンと結婚し、ロンドンで暮らし始める。1911年に夫が治安判事に任命されると、一家でアイルランドのメイヨー県に移り住んだ。夫の死後、本拠地をロンドンに移す。1931年にロンドンで病没。百篇以上の小説、十数冊の詩集、十数冊の短篇集、数冊の回顧録などを執筆し、ジャーナリストとして新聞記事を書いた。アイルランドで最も多作な作家のひとり。
 
高橋歩 [たかはし あゆみ]
新潟薬科大学教授。英国バーミンガム大学大学院博士課程修了。専門は英語教育。留学中に旅行したアイルランドに魅了され、毎年現地を訪れるようになる。訳書に『スーパー母さんダブリンを駆ける』(リオ・ホガーティ、未知谷)、『とどまるとき 丘の上のアイルランド』『こころに残ること 思い出のアイルランド』『窓辺のキャンドル アイルランドのクリスマス節』『母なる人々 ありのままのアイルランド』『心おどる昂揚 輝くアイルランド』『お茶のお供にお話を アイルランドの村イニシャノン』(アリス・テイラー、未知谷)、『パトリック・ピアース短篇集』(未知谷)がある。


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キャサリン・タイナン短篇集
キャサリン・タイナン 著
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