未知谷の刊行物【海外文学】



 
パトリック・ピアース短篇集
パトリック・ピアース 著 / 高橋歩 訳
四六判上製144頁 1,500円(税別)
ISBN978-4-89642-662-5 C0097



1916年4月24日、アイルランドの民族主義者達は武装蜂起、
ダブリンの中央郵便局など、多くの公共建造物を占拠した。
総司令官としてパトリック・ピアースは
「アイルランド共和国の樹立宣言」を読み上げる。しかし……
反乱は一週間でイギリス軍に鎮圧され、彼は処刑された――
 
アイルランド(ゲール)語の普及にも尽力したピアースは
アイルランド西部コナハト地方を舞台に選び
ゲール語で物語を残した――作品中8篇を厳選
 
短い言葉の織りなす文章の一つひとつが
素朴な人々の慎ましい姿を映し出し、
アイルランドの風が滲みわたる――
何度でも味わいたくなる麗しい体験


目  次

イーサガーンで

バーバラ
23 
鳥のオーニーン
51 
聖母
71 
ハネカクシ
83 
旅路
91 
歌い手ブリジッド
111 
泥棒
121 
訳者あとがき
135 

パトリック・ピアース [Patrick Henry Pearse]
1879年〜1916年。イギリス支配下のアイルランドはダブリンに生まれる。幼いころ大叔母から、アイルランドの自由を求めて命を捧げた英雄たちの物語を聞かされ、大きな影響を受ける。10代でゲール語連盟(アイルランド語とアイルランド文化の保存と復興を目指す団体)に加入。論文を書きスピーチを行い、アイルランド語と英語で詩や物語を発表することでアイルランド語の普及に努めた。1908年、両言語で教育を行う聖エンダ校を設立。1916年、イギリスからの独立を目指す復活祭蜂起を指揮し、アイルランドの独立を宣言。蜂起軍は一週間でイギリス軍に鎮圧され、ピアースを含む指導者は捕らえられ、処刑された。
 
高橋歩 [たかはし あゆみ]
新潟薬科大学教授。英国バーミンガム大学大学院博士課程修了。専門は英語教育。留学中に旅行したアイルランドに魅了され、毎年現地を訪れるようになる。訳書に『スーパー母さんダブリンを駆ける』(リオ・ホガーティ、未知谷)、『とどまるとき――丘の上のアイルランド』『こころに残ること――思い出のアイルランド』『窓辺のキャンドル――アイルランドのクリスマス節』『母なる人々――ありのままのアイルランド』『心おどる昂揚――輝くアイルランド』『お茶のお供にお話を――アイルランドの村イニシャノン』(アリス・テイラー、未知谷)がある。


この商品は下のフォームからご注文いただけます。
翌営業日に小社から折り返し内容確認のメールをさしあげますので、
万が一、小社からのメールが届かない場合は、
お手数ですが、電話等でお問い合わせくださるようお願いします。
 
なお、他の商品も合わせてご注文くださる場合などは、
注文方法]をご覧のうえ「買い物カゴ」をご利用ください。
このフォームは「買い物カゴ」とは連動していませんのでご注意ください。
書   名
著  者
単 価
冊数
パトリック・ピアース短篇集
パトリック・ピアース 著
1,500円(税別)

お 名 前

郵便番号
000-0000の形で正確にご記入ください。
ご 住 所




※アパート・マンションの場合は号数までご記入ください。
電話番号

Eメール

このページの感想や小社へのご意見・ご要望・質問などをお聞かせ下さい。






 


[HOMEへ][新刊案内へ][全点リストへ]["海外文学"リストへ][前コードの書籍へ][次コードの書籍へ]

未知谷