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										| 精神現象学 第二版 
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										| G・W・F・ヘーゲル 著 / 牧野紀之 訳 
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										| 四六判上製函入1072頁 12,000円(税別) 
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										| ISBN978-4-89642-555-0 C1010 
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							| 読解の正確さ、註釈の親切さ、訳文の読みやすさで 評価の高い牧野訳 待望の第二版!
 
 湧き出ずる論理の展開に先走るヘーゲルの原文を精緻に読み込み
 先達学兄の業績を踏まえた上で、本文のみでその思想が理解できるよう
 分かり易く言葉を補った訳。原書との格闘の跡も生々しい補注も豊富で
 後覚の者必携の一書。第一版に注と訳者による付録論文、索引を追加。
 
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							| 目  次 
 | 頁 
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							| 訳者のまえがき 
 | 1 
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							| 序言(科学的認識について) 
 | 27 
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							| 序論〔精神現象学で扱われる意識とそれを扱う方法〕 
 | 165 
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							| 第一部 意識 第一章 感性的確信、あるいは「これ」と「つもり」  197
 第二章 知覚、あるいは物と錯覚  225
 第三章 力と悟性、現象と超感覚的世界  256
 
 | 197 
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							| 第二部 自己意識 第四章 自己確信の真相  313
 
 | 313 
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							| 第三部 第五章 理性の〔主観的〕確信から〔客観的〕真理へ  390
 第六章 精神  615
 第七章 宗教  872
 第八章 絶対知  986
 
 | 390 
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							| 付録 付録1 知識としての弁証法と能力としての弁証法  1017
 付録2 ヘーゲルにおける意識の自己吟味の論理  1025
 付録3 恋人の会話(精神現象学の意味)  1034
 付録4 金子武蔵氏と哲学  1045
 付録5 ヘーゲルの Wissenschaft をどう訳すか  1049
 
 | 1017 
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							| 謙虚さと正直さとを――訳者のあとがき―― 
 | 1054 
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							| 第二版へのあとがき 
 | 1059 
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							| 索引 
 | 1068/i 
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							| 牧野紀之 [まきの のりゆき] 1939年、東京に生まれる。1963年、東京大学文学部哲学科を卒業。1970年、東京都立大学大学院を卒業。1960年安保闘争の中で直面した問題と取り組み、ヘーゲル哲学を介して考える中で、生活を哲学する方法を確立した。明快な論理と平易な文章で知られる。ドイツ語教師としての活動の中で、関口存男氏のドイツ語学を受け継ぐ。言葉を科学するということを主張している。後年は教科通信を武器とした授業で教育活動にも新しい境地を拓く。
 主たる著書
 『生活のなかの哲学』『哲学夜話』『先生を選べ』『ヘーゲルからレーニンへ』『囲炉裏端』(以上、鶏鳴出版)、『哲学の授業』『哲学の演習』『関口ドイツ文法』(以上、未知谷)、『マルクスの<空想的>社会主義』『理論と実践の統一』(以上、論創社)
 主たる訳書
 『対訳初版資本論第一章及び付録』(マルクス著、信山社)、『精神現象学』(ヘーゲル著、未知谷)、再話『西洋哲学史要』(波多野精一著、未知谷)
 WEB上の仕事
 ブログ「マキペディア」
 
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