未知谷の刊行物【国内文学】



 
ホタルの歌
原田一美 著
四六判上製184頁 1,800円(税別)
ISBN978-4-89642-210-8 C8045



クラスの子に誘われホタル狩りに出かけた原田先生
どれがオスでどれがメス?
どうして光るの? 何を食べているの?
子どもたちの質問に先生は答えることができません
 
徳島県は美郷村、中枝小学校の原田先生
受け持ちの児童と一緒にホタル研究のはじまりです
六年生43人とのホタル研究は
学校から地域へ、地域から県へ、そして国へ……
ホタルと自然を守り、卵から成虫までを見守った
すべてを自分の目で確かめた観察の全貌
 
1966年 5月、群舞するホタルに遭遇
    クラスの児童とホタルの研究開始
1968年 徳島県児童生徒科学体験発表会優勝
1970年 国の天然記念物指定
1971年 『ホタルの歌』初版刊行
    第一回学研児童ノンフィクション文学賞
    全国学校図書館協議会課題図書etc.
    38版を重ねた名著も1998年絶版
2000年 美郷ほたる館完成
2003年 三木稔作曲
    『邦楽管弦組曲ホタルの歌』完成
2008年 『ホタルの歌』リメイク版完成


目  次

一 研究の出発
宿直の夜/光のふぶき/先生も知らんのだ/本をさがせ/臨時学級会/なにが知りたいか/ホタルはなにを食べるのか

二 美郷と川とホタルたち
ホタルのふるさと/川の先生/光のオーケストラ/ホタル合戦/ホタルを守ろう
32 
三 朝のこない夜はない
第一の失敗/第二の失敗/オバボタル発見/ヘイケボタル発見/松ちゃんのおかあさんの話/さあ、来年こそは
51 
四 卵から幼虫へ
バトンタッチ/ホタルの家/さなぎはどこだ/ホタルの生活/これがホタルの卵だぞ/卵とめすボタル/卵の人工孵化/卵が光った/卵はくさったのか/お誕生日おめでとう
71 
五 幼虫からさなぎへ
幼虫がんばれ/かしこい幼虫/えささがし/幼虫の生活/幼虫が光った/大発見/はやく大きくなあれ/なみだの受賞
104 
六 光のフィナーレ
よろこぶのはまだはやい/春よこい はやくこい/上陸準備/上陸開始/小さい聖火ランナー/砂のだんごのかぐやひめ/ホタルの歌/「その後」
143 
あとがき
171 
新版へのあとがき
175 

原田一美 [はらだ かずみ]
1926年徳島県生れ。徳島師範学校本科卒業。以後県内の小、中学校で教職にたずさわり、徳島市、県の教育委員会などに勤務。1987年3月、徳島市富田小学校を最後に退職。現在は執筆を中心に活躍して、その講演には定評がある。元日本児童文学者協会徳島支部会長、徳島ペンクラブ理事。
主な作品に『出会いがあって』(第1回石森延男児童文学賞受賞)『風雲祖谷のかずら橋』『大統領のメダル』『赤紙がやってきた』『虎先生がやって来た』『おかしいやんか』『ドイツさん』ほか随筆集など多数。作品は毎日新聞、徳島新聞等主催の読書感想文コンクールの課題図書となっている。

小社刊の原田一美の著作物
[おかしいやんか]
[ドイツさん]
[青い目の人形 海を渡った親善人形と戦争の物語]


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冊数
ホタルの歌
原田一美 著
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