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目 次
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頁
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日本の読者のために
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1
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前書き
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6
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第一の対話
運に恵まれて/番犬ビドー/ビドーに脱帽/肉屋の自転車選手/ルイ金貨の賞金/ツールが眼の前を/フレームに羊肉を巻き付けて/ヴェルダンに斃れた名選手たち/ワーテルローはつい昨日のこと/セルロイド・カラーのガラン/ずぶ濡れのクリストフ/顔面に頭突き/ネファティはいつも半袖/ヒジを骨折しようとも
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17
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第二の対話
ドワノーの写真集/マジエの曲がらない脚/ドゥランスの丘の子供/地下出版/映画で見たバルターリ/クレミユー叔父さん/脚はバターでマッサージ/バックギャモン狂オスカー・エッグ/ジャン・ギャバンは自転車が好き/切れ切れの尿語/若妻のショートパンツ/役者ヴィエット/ジェミニアーニの自転車/肉屋の居候ドゥ・ミュエル/手に職をつける/『ロト』でゴデに会う/ジャン・ルリヨの声望/シュルバティスと「リゾリウス」/見出されし時
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61
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第三の対話
出来高契約の世界/隻眼流リュイナール/アルマニャックの「お世話」/タイム差を「見切る」ティエ/テーブルとゴデの拳/セルダンの喧嘩指南/怪物ペーテルス/ボベと足慣らし/櫛を入れるコブレ/「麗しき性」への情熱/フェルディ宅での夕べ/コッピを駅頭に出迎える/ジャックとジャニーヌ・アンクティル/稀有の人々/古参選手と現役選手/バーモンテス、彼は好調/ロビックと二台のジャガー
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115
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第四の対話
『レキップ』本部は超高級ホテル/只飯を食うブロンダン/スペシェールの一撃/靴なしのゴデ/恐るべしビンダ/息の長い選手たち/スプリントも速かったバルターリ/ラジオから選手の声が/フォワグラとロブスター/『フランス=ソワール』の火刑/「銃殺」を連発するバケール/聾唖者ヘアストン/トゥールーズの「子守女」/帳尻が合わないレース評/赤い斑点はコブレ/「彼は美しい」とコッピは言う/真面目人間ボベ/Veloはloveのアナグラム
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173
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第五の対話
カメラマン・アンクティル/グラスで唇を湿すだけ/若手が頭角を現す/ロレットがとば口/余裕のシャルリー・ゴール/働く者たち/マーニュの過ち/同僚たちの証言/怒りを知らぬプリドール/シンプソン斃れる/ジョセフィン・ベーカーの涙/ミネラル・ウォーターで走るラミー/われわれ皆への憐れみ/ツールに盗人はいない/勝利か死か/人生を正当化するもの/壁の銘板
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231
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第六の対話
ヴェル・ディヴのスペクタクル/ポーカーで五千フラン/古強者たち/人生を映す鏡/検出不可能な薬物/インドゥラインの合理性/ジュニア・イノー/「プジョー」に乗るメルクス/シャニーの秘密/「ペペ・ル・モコ」/兄弟のように抱き合う/代筆するジャック・ゴデ/人員削減/『シクル』誌の冒険/夜のアンクティル/麗しき歴史/五〇回のツール・ド・フランス/ジェオ・ルフェーヴルが全てを語る
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277
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訳者附記
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315
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