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目 次
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「京都記念」を観戦してトルストイのトバク心得を思う
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7
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高橋成忠最後の騎乗を見て、幻の名馬「ホルストメール」を思う
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11
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サンケイ大阪杯をみて『アンナ・カレーニナ』の競馬を思う
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15
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鳴尾記念をみて『スペードの女王』の賭けを思う
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19
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「桜花賞」を見終えて中央競馬会をしかる
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23
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『さつき賞』を予想して、ドストエーフスキイの『賭博者』を思う
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27
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チエホフの『賭け』、「NHK杯」を見て思う
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31
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ペチョーリンの賭け、オークスに敗れた馬に思う
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34
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宝塚記念をみて、茂吉の『童馬漫語』を思う
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中京競馬をみて「連環万馬の計」を思う
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40
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夏の中京万馬券を論じてマラルメの詩おもう
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小倉戦牝馬の好走見て火野葦平の『花と龍』を思う
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46
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ブロンディン死の綱渡りに、馬と騎手の連帯を思う
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49
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戦争で死んだ馬五十万頭、盛夏の「小倉」に思う
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小倉記念に無法松の「勇み駒」をきく
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阪神障害ステークスに、初秋の歌を聞く
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58
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鱒二の「仲秋名月」を、長月特別に思う
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61
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万馬券を逸して「ムツゴロウの大勝負」を思う
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64
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4レース連続のコース・レコードに、ヴェルレエヌの「秋の歌」を思う
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67
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松若騎手を悼みおくる高村光太郎の「秋の祈」
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70
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菊花賞を見て漂泊の俳諧師一茶を思う
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73
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エリザベス女王杯に思う、ヴァレリイの「海の墓標」
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75
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セントウルステークスに三好達治の歌をきく
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78
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「有馬記念」をみて釋迢空の歌をおもう
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一休宗純の魔界
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85
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テンポイントの悲運を恨む
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ミカローズの好走にエセーニンの詩を思う
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淀の「忘れ水」
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ジェリコーの馬ととべ
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桜花賞トライアルの酒
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物狂わす桜の花の下
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「さつき賞」を見る
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郷原騎手の無念にパドックのドガを思う
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叱られ叱りとばして……
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ダービーに萩原葉子の『蕁草の家』を思う
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語らざれば愁なきに似たり
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宝塚記念の雪辱をはたす
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121
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悶といふ字
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魔の三年目の悪相(紳士の心得帳1)
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三十にして立たず、四十にして惑う(紳士の心得帳2)
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130
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漱石と馬券のはなし(紳士の心得帳3)
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133
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勝負のひけどき(紳士の心得帳4)
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136
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白地図の効用(紳士の心得帳5)
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139
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鴎外の賭博論(紳士心得帳6)
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142
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女性の同伴つつしむべし(紳士心得帳7)
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145
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「三十六計逃げ馬」考(紳士心得帳8)
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148
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グシケンに希望
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博奕の精神(紳士心得帳9)
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153
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「花が石にも咲きはせじ」(紳士心得帳10)
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156
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つるぎは折れぬ馬もたふれぬ(紳士心得帳11)
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159
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イカロスと魔法の馬(紳士心得帳12)
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羊どしに泣く
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入試問題と馬の予想
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花の下にて春死なん
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春なれや二月となれば
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上悍こそ大将の乗るべき馬
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「散ればこそ……」
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ぬれて匂ひし花や散るらん
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馬を見に行く
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天皇賞と「落馬結い」
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「五月は黒鹿毛をねらえ」
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黒鹿毛おおいに笑う
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「牝馬おおいに走る」
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木槿は馬にくはれけり
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202
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我を絵にみる夏野かな
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205
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万のことは頼むべからず
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「馬よ花野に眠るべし」
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「コガネムシは金モチだ」
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214
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「数字と連想」
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続「数字と連想」
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解説 岩浅武久
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