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ガガです、ガカの ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク
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片山ふえ 著
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四六判上製192頁+カラー口絵32頁 2,500円(税別)
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ISBN978-4-89642-419-5 C0095
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文豪ドストエフスキイのひ孫・フョードル氏の紹介で出会った著者と画家のガガさん。
ロシア未来派を導いた祖父クリビン
ラーゲリ送りになった父
自らに押された〈人民の敵の子〉の烙印……
〈社会主義リアリズム〉と相容れない画家として
抹殺されかけたことも一度や二度ではない。
だが、ガガさんは負けなかった。
そのとんでもなく面白い80年の人生を紹介!!
カラー口絵にガガさんの作品を可能な限り掲載。
本文中図版多数。
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目 次
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頁
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序章 ガガさんとの出会い
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7
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第一章 家族の肖像
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27
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その一 祖父クリビンは〈ロシア未来派の祖父〉
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28
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ガガさんの回想随筆集 クリビンの馬
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51
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その二 「母、ときどき父……」
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55
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その三 ジャンナ
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79
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ガガさんの回想随筆集 レーニンが来た!
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92
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第二章 ガガさんの逆転ホーマー
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99
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その一 マヤコフスキイ『南京虫』出版4末記
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100
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その二 KGBとシベリア行き
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120
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ガガさんの回想随筆集 シュクシーンの村で
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129
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その三 《プラウダ》の天使
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136
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第三章 ガガさん イン・パリ
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145
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その一 ガガさんのパリ・デビュー
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146
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その二 オノレ・ドーミエとの約束
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161
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あとがき
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177
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画家のガガさん年代記
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190/i
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片山ふえ [かたやま ふえ]
大阪外国語大学ロシア語科卒。「ムーザ文化交流協会」代表。様々なイヴェントを通じて国際交流に努めている。訳書に『コーカサス民話集〜森の精』、『アフガニスタン民話集〜ムルグイとミロス』(共に東洋文化社)、『世界の民話・ソ連編』(研秀出版、共訳)、『初めての狩』(ビアンキ著、未知谷)、『俺の職歴 ゾーシチェンコ作品集』(群像社、共訳)、著書に『オリガと巨匠たち』(未知谷)がある。
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