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目 次
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はじめに
人生論から死生論へ/終わる=死ぬ、という事実性/死の経験/死の超越性/生命の流れ
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1
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1 生と死の循環
『葉っぱのフレディ』の場合/『葉っぱのフレディ』から読み取れること
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15
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2 人間の生
気がついたら人間だった/死ぬ、ということ/人間らしく生きるとは?/責任主体としての自律性
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24
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3 現在、生きていること
生きていれば、死んではいない、ということ/臨死は死ではない/生と時/いま、ここ、という一回性
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34
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4 有限存在としての自覚
死にいたる存在/変化に対する意識/老いという変化/生の充実
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45
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5 生命の発生と変遷
生命発生の謎/生命体の変遷/アポトーシスとは?/生命の永遠
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54
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6 生命倫理という問題
生命倫理という表現/生命倫理と医の倫理/いつから人間としての存在が承認されるのか?/死という問題/脳死と臓器移植
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63
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7 人造人間の物語
ゲーテという人物/ゲーテの『ファウスト』という作品/完成しなかった人造人間/ファウストの罪の意識
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80
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8 「できる」ことと「してよい」こと
生きることと行為/人間と行為/他者との関わり/真実の尊重
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94
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9 生きる意味の追求
「武士道と云は、死ぬ事と見付たり」/善さの多様性/あるべきあり方としての善さ/徳と幸福
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105
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10 真理とは、真理存在とは?
「真理を知ること」と「真理であること」/客観的真理と生きる真理/パウロの場合/真理存在として生きる、という永遠の目標
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116
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最後に
生の充実としての老い/老いの厳しさ/「死して成れ」ということ/人生論としての死生論へ
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あとがき/参考文献
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