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未知谷の刊行物【紀行】 |
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ジャンヌ・ダルクに心ひかれた著者は、歴史の彼方の面影を求め、折畳み自転車を抱えて中世フランスを探す旅に出る。鉄道とバスの尽きる地点からは、愛車を組み立てフランスの野を、道なき道を、山を谷を、風雨の中も真夜中も、はてはハイウェイ（！）までも駈け抜ける、もうひとつのツール・ド・フランス物語。 パリ、シノン、オルレアン、ランス、コンピエーニュ、ルーアンそしてドムレミ。ジャンヌ誕生の地と重要都市をハブ（基軸都市）として、彼女が歩んだすべての道をたどり、ひたすらペダルをこぎ続けたジャンヌ・ダルク巡礼奮闘記。 著者撮影による豊富な写真図版210余点、眼と足で確かめた市街案内・詳細マップ30余点は、正確な鉄道・自動車・自転車ルート案内とあいまって、最良のガイド・ブックとなっている。 ジャンヌは真に救国の乙女だったのか、ただの田舎娘か、それとも焚かれた魔女か、神に迎えられる聖女か。 巻末の小論は、わかりにくい百年戦争時代のフランスを解き明かし、600年前の乙女の姿を浮き彫りにする。 |
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目 次 |
頁 |
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フランスを旅する――序に代えて―― 2／用語集（道路・自転車・鉄道） 7／ジャンヌ・ダルクの足跡 218 |
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hub１ パリ サン＝ドニ／ラニ＝シュール＝マルヌ／ムラン |
15 |
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hub２ シノン トゥール（ロワールの）／ポワティエ／サント＝カトリーヌ＝ド＝フィエルボワ／ロシュ |
27 |
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hub３ オルレアン シェシ／パテイ／シュリ＝シュール＝ロワール 自転車で行く――オルレアンからブールジュへ 64 |
41 |
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hub４ ランス トロワ／ブールジュ／ジアン |
73 |
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hub５ コンピエーニュ ボーリュー＝レ＝フォンテーヌ／ノワイヨン 自転車で行く――ボールヴォワールへ 110 アラス／ル・クロトワ 自転車で行く――アザンクールへ 122 |
97 |
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hub６ ルーアン ディエップ／ボーヴェ／リジュー |
131 |
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hub７ ドムレミ ヴォークールール／ヌフシャトー／サン＝エロフとグラン／トゥール（ロレーヌの）／ナンシー／ヴートン／スフォン／ディジョン／ムーズ河の源流 自転車で行く――ティフォージュへ 184／マシュクールへ 194／プレシャック＝レ＝バンへ 202 |
149 |
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百年戦争とジャンヌ・ダルク |
219 |
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三木宮彦 [みき みやひこ] 生年 1933年４月 生地 東京 学歴 東京外国語大学スペイン語科 職歴 ＮＨＫ国際局編成部職員 および国際短波放送北欧向け番組ＰＤ 映画評論家 分野 ベルイマンを中心とする北欧映画および北欧文化一般 (1)アニメ映画、コミックス (2)世界の中世史も研究中 主著 『ベルイマンを読む』フィルムアート社 1986 『ベルイマンは語る』青土社 1990 『ムンクの時代』東海大学出版会 1992 『ジャンヌ・ダルク、誰？』フィルムアート社 1995 『シネマの宗教美学』（寄稿）フィルムアート社 2003 |
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