未知谷の刊行物【国内文学】



 
三つの街の七つの物語
澤井繁男 著
四六判上製176頁 2,000円(税別)
ISBN978-4-89642-574-1 C0093



昭和の後期から平成の時代、与えられた生を真摯に生きる主人公と、彼をとりまくさまざまな人間模様を七つの角度であざやかに切り取った短篇連作
 
「本作七篇は、時代背景や三つの街の地域色を重んじながら、主人公助川悟にとっての「病」、「愛」、「知」、「魂」、「生(性)」などを私なりに想像して作品化したものだ。病を負わされた者としての悟の生き方、それに時子の選択などに留意していただけたなら満腔の歓びである。」(「書き終えて」より)


目  次

1 鍵 札幌

2 歩 京都
31 
3 花 京都
59 
4 炎 大阪
89 
5 食 大阪
109 
6 腹 大阪
135 
7 口 札幌
155 
書き終えて
174 

澤井繁男 [さわい しげお]
1954年、札幌市生まれ。道立札幌南高校をから東京外国語大学を経て、京都大学大学院修了。小説「雪道」にて第2回『北方文藝賞』と、第18回『北海道新聞文学賞・佳作』を同時受賞。2019年3月末日を以て関西大学文学部教授を定年退職し、著述生活を事とする。専門はイタリアルネサンス文学・文化論。博士(学術)。小説に『復帰の日』(作品社)、『若きマキァヴェリ』(東京新聞社)、『旅道』(編集工房ノア・「雪道」所収)、『鮮血』『一者の賦』『外務官僚マキァヴェリ』『八木浩介は未来形』(未知谷)、『絵』(鳥影社)他。文芸批評に『生の系譜』『「烏の北斗七星」考』(未知谷)。エッセイに『京都の時間。京都の歩きかた。』(淡交社)、『腎臓放浪記』(平凡社)他。イタリア関連書に『ルネサンスの知と魔術』(山川出版社)、『ルネサンス』(岩波書店)、『マキアヴェリ、イタリアを憂う』(講談社)、『ルネサンス再入門』(平凡社)、『自然魔術師たちの饗宴』(春秋社)他。翻訳にガレン『ルネサンス文化史』(平凡社)、カンパネッラ『ガリレオの弁明』(工作舎・筑摩書房)他。

小社刊の澤井繁男の著作物
[鮮血]
[一者の賦]
[文藝批評 生の系譜 作品に読む生命の諸相]
[天使の狂詩曲]
[「烏(からす)の北斗七星」考 受容する“愛国”]
[外務官僚マキァヴェリ 港都ピサ奪還までの十年]
[八木浩介は未来形]
[安土城築城異聞]
[北区西ケ原 留学! できますか?]


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三つの街の七つの物語
澤井繁男 著
2,000円(税別)

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