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風光る日々
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若月としこ 著
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四六判上製224頁 2,000円(税別)
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ISBN978-4-89642-409-6 C0093
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――ここに、昔、宝ものを埋めた――
昭和30年代、岩手県気仙地方の、人にあふれ、家も、庭も、全てに行き届いていた頃のこと
春夏秋冬、一年を通じた折り折りに体験した行事と暮らしの記憶をもとに
遙かの日々のさんざめきを少女の目を借りて綴る懐かしい物語
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目 次
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頁
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序章
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1
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春
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11
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子供部屋で 12
幼稚園 18
結婚式 25
祖母 35
おっぴちゃんのこと 47
山菜の頃 56
薄衣幻想 67
おたまじゃくし 68
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夏
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73
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サグミの実る頃 74
お墓そうじ 78
緑のそよ風 86
魂祭り 89
海 95
かめんつぁんの家 101
五十回忌 105
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秋
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115
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海原 116
わんこそば大会 125
馬方の丑さん 137
川田のじいさ 140
山の祠 145
写真 150
猫のおばば 156
伯父の背中 161
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冬
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165
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お礼参り 166
焼きりんごの焼けるまで 175
そり滑り 179
クリスマス 184
年の瀬 192
一 お餅つき 192
二 お年取り 197
あらたまの 203
一 お正月 203
二 小正月 211
幼 220
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あとがき
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221
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若月としこ [わかつき としこ]
岩手県生まれ。震災のあと、被災した幼稚園、小学校、中学校に本を贈るお手伝いを続けている(本でつながろ! 子どもとみんなプロジェクト)。
主な著書に「旅猫物語」シリーズがある(岩崎書店刊)。
一、いざ、猫ヶ嶽へ
二、インゲ、封印を解く
三、そして、ふるさとへ
児童文学者協会会員。
横浜市在住。夫、娘、猫各一あり。
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