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銀狼挽歌 白い咆哮
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長澤幹 著
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四六判上製240頁 2,200円(税別)
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ISBN978-4-89642-406-5 C0093
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白神山地 時は明治 猟師の岩作、後妻のカツ、連れ子の源兵
一家を慕うギンゲには日本オオカミの血が入っている
不幸な巡り合わせから北前船に乗せられ 着いた南紀白浜から
故郷を求めて始まる北帰行 ギンゲは徐々にオオカミの本能に目覚め
日本オオカミの群れのリーダーとなってひたすら白神を目指す――
日本オオカミ絶滅から一〇〇年
失われた野生への愛惜が綴らせた
ダイナミックな生命讃歌
愛情豊かなオオカミの生態と
日本の山地の美しさが描かれる――
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目 次
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頁
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白神
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5
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誕生
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41
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別離
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63
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彷徨
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81
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邂逅
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137
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死闘
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173
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永訣
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203
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あとがき
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227
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長澤幹 [ながさわ かん]
1941年岩手県宮古市生まれ。明治大学工学部卒、東北大学大学院(経営学)了。国税庁税務大学校、中学教員、国鉄、JR東日本、ゼネコン、コンサルタント等を経てNJ空間デザイン研究所主宰、技術士、一級建築士、環境カウンセラー、岩手県技術士会長、いわて環境マネジメントフォーラム代表。
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