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唐十郎論 逆襲する言葉と肉体
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樋口良澄 著
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四六判上製224頁 2,000円(税別)
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ISBN978-4-89642-364-8 C0095
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劇作家・小説家・演出家・役者・映像作家・劇団主宰者
常に新たな状況を問い続けるマルチ表現者、唐十郎の全貌!
60年代前衛演劇運動、特権的肉体の思想と舞踏、原点の上野浅草、70年代のパレスチナ行、寺山修司との関係、高度消費社会との対決、3・11以降の紅テント……
時空を超えて、錯綜するベクトルから読み解く画期的評論。詳細年譜付。
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目 次
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頁
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はじめに
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5
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第1章 「当て書き」という方法
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14
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第2章 サルトルから特権的肉体論へ
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31
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第3章 〈肉体の時代〉
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48
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第4章 上野・浅草サーガ
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68
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第5章 闘争と演劇
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89
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第6章 唐十郎と寺山修司
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110
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第7章 高度消費社会との対決
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127
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第8章 テントという方法
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145
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第9章 〈もの〉の逆襲
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160
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第10章 瓦礫と船出
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173
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唐十郎年譜
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191
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参照文献
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212
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あとがき
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217
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樋口良澄 [ひぐち よしずみ]
1955年生まれ。編集者。雑誌『現代詩手帖』、『文藝』などの編集に携わる。主な著書に『木浦通信』(矢立出版、吉増剛造との共著)、『東京情報コレクション』(講談社、共著)など。唐十郎論に「〈まなざし〉の迷宮」(『風のほこり』所収、右文書院)、「照応する言葉と肉体」(『藍BLUE』、『藍BLUE』文学会)など。詩誌『ミて』に評論「モダニズムの失われた輪」を連載。
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