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目 次
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はじめに
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1
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第1章 母と子――「異形の家」
1 「家霊」の言葉 11/2 「奔る女」 17/3 妖なる女性 23/4 一平の家 27/5 幼き太郎 31/6 死の床――墓地にて 41
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11
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第2章 芸術の樹――パリ
1 太郎のパリ 46/2 涙する太郎 55/3 踊るパリ 61/4 写真と恋の熱 63/5 前衛の要塞パリ 71
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46
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第3章 思想の樹――ソルボンヌ校
1 「知の聖三角形」 81/2 マルセル・モース 85/3 バタイユ神学 92/4 訣別の時 104
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81
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第4章 曠野の風景
1 「ゼロ体験」 108/2 四年間の従軍 111/3 池部良と香月泰男 115/4 焼け野原に立つ 120/5 「対極主義」の旗 126/6 「対極主義」の応用 131/7 「対極主義」の絵画 134
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108
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第5章 前衛の騎士
1 美の砦 141/2 現代のスサノヲ 148/3 「書」のような絵 154/4 「遊ぶ字」と彫刻 160
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141
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第6章 異端な兄弟――安吾と太郎
1 二人の異端者 164/2 疾走する精神 167/3 相同の精神 173/4 内心の回心へ 176/5 混沌と矛盾 180/6 一匹の蟻 183
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164
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第7章 遊戯人太郎
1 「マスコミのダンサー」 187/2 太郎の「自我」 191/3 超自我の「自画」 195/4 良き相談役として 200/5 交差するコラボレーション 203/6 多面体としての太郎 210
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187
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第8章 辺境からの眼差し――縄文、東北、沖縄
1 「写真の力」 218/2 縄文の「発見」 227/3 東北の「凄み」 234/4 沖縄への旅 238/5 『沖縄文化論』 244/6 「イザイホー」と沖縄の老婆 247
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218
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第9章 「蒼と赤の臍」――メキシコ、韓国
1 メキシコの太郎 255/2 韓国への旅 266/3 哀切な眼差し 273
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255
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第10章 七〇年大阪万博と太郎
1 大阪万博前後 276/2 万博という事件 278/3 大阪万博の始まり 280/4 反ユートピアの塔 284/5 《太陽の塔》解読 286/6 人間博覧会 295
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276
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第11章 平和への愛――《明日の神話》
1 なまなましい事件 300/2 「時代の証言者」 308/3 メキシコの熱 311
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300
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第12章 不滅の愛
1 太郎の死 320/2 「戦友の死」を超えて 323/3 愛のかたち 329
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320
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あとがき
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336
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主要参考文献 343/略年譜 351
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