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桃天使さん
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南椌椌 作
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A5判総カラー64頁 2,000円(税別)
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ISBN4-89642-165-5 C0095
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ほんの一瞬のことでした
南の空のはずれの桃の色した小さな雲は
たしかに天使のかたちになって
そしてすぐに消えたのです
ガラス絵による透明感あふれる絵と言葉、夏の日の情景を神話化する――
「MOE」連載の「八月の桃天使さん」他「桃の子供(抄)」を収録。
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南椌椌 [みなみ くうくう]
1950年、韓国人の父と日本人の母のあいだに東京で生まれる。立教大学卒業。1992年より「桃の子供」というテーマで制作を始める。ガラス絵、テラコッタ、墨絵などによる個展多数。画文集に『桃の子供』(架空社)、絵本に『ショコラシビリとぼく』(フレーベル館)、『にこちゃん』『くーくーねむりんこ』『くうちゃんがないた』(アリス館)、テラコッタ作品集『桃の楽々』(未知谷)、CD-ROM『宮沢賢治・銀河鉄道の夜』(富士通)などがある。
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