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島村利正全集 第四巻 1979―1982
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島村利正 著 / 郡司勝義,嶋村正博 責任編集
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A5判上製美装函入592頁 16頁月報入り 10,000円(税別)
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ISBN4-89642-044-6 C0393
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人生の、文学の師の歩んだ跡を丹念に、真摯に描く未踏の文学
実生活のうえではいろいろな人と逢うのが著者の仕事であり運命だった。その人たちが綾なす姿をじかに手にして描いてみると書いても書いても書き切れない――作家本来の自覚に襲われ「奈良飛鳥園」「清流譜」と師二人を深い愛情を注いで活写する。
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目 次
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頁
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小説 四 ほか
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蘇水峡 8/奈良飛鳥園 21/潮來 247/會津晩秋 269/斑鳩ゆき 282/霧のなかの声 299/くちなわ幻想 360/神田連雀町 373/青い雉 389/火山峠 405/蜃気楼 427/伯耆大山 447/宝冠 463/佃島薄暮 477
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清流譜 493
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随想 三・書評
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信濃悪食譚 572/めぐりあい 574
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緒方昇『魚との対話』を読んで 576/井伏鱒二『スガレ追ひ』578 /岡松和夫『鉢をかずく女』 580/野口冨士男『かくてありけり』 583/大戦末期の「新潮」 584/結城信一『空の細道』 586
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