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目 次
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第一章 ロシア・バレエ前史
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7
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最初のロシア・バレエ、ランデとフォッサーノ
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8
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寓意的バレエ、ヒルファーディング、アンジョリーニ、ル・ピック
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21
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感傷主義とロマン主義、ヴァーリベルフ、ディドロの時代
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29
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フランス人名バレリーナ、ジュール・ペロー、サン=レオン
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35
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マリウス・プティパの前半生
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49
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新古典主義、プティパの代表作とそのほかのバレエ、皇帝の戴冠式
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54
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第二章 《せむしの小馬》
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79
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『帝室劇場年鑑』とディアギレフ
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79
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一八九〇年代と一九〇〇年代の帝室劇場のバレエ
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91
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バレエ・リュスの《火の鳥》
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104
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「ロシア」を主題にしたバレエの「不在」
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110
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バレエ・リュスのアイデンティティー
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113
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《せむしの小馬》
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115
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帝政時代の《せむしの小馬》の人気
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117
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帝室劇場の《せむしの小馬》
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118
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サン=レオン版《せむしの小馬》
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123
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ロジスラフスキーの《せむしの小馬》批判
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125
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《せむしの小馬》の政治性
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138
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ロシアを主題とするバレエと外国人指導者たち
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142
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ベリンスキーの『せむしの小馬』批判
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144
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ロシア文学を主題とする一九世紀前半のバレエ
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147
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バレエ《ルスランとリュドミラ》
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149
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グルシコフスキー/ショルツのバレエに共通してみられるもの 151 *《せむしの小馬》演出比較表 155
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第三章 新民衆派芸術
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161
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モスクワの台頭 167/新興の資本家とアブラームツェヴォ・サークル 169/様式か内容か 174/民衆芸術から民話絵本へ 179/イワン・ビリービン 181/エレーナ・ポレーノワ 183/マーモントフの私立オペラ 188/ゴールスキーの《ドン・キホーテ》 194/《プスコフの娘》と《皇帝の花嫁》 200/ゴロヴィーンとコローヴィン 203
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一九世紀後半の帝室劇場の舞台美術家たち
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206
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イワノーフ、アレーグリ、ラーンビン 206/ゴンザーゴ 207/ロッレル 212/カルル・ワリツ 213/新しい伝統 216
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リムスキー=コルサコフの民話を主題にしたオペラ
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221
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《不死身のカシチェーイ》 223
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第四章 《魔法の鏡》と《火の鳥》
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229
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上演と配役 236/あらすじ 236/音楽 241/新聞批評とプティパおよびテリャコスキーの日記 250/《金の魚》 269/《紅い花》 277
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《火の鳥》の誕生
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288
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新民衆派芸術と「火の鳥」 288/バレエ《火の鳥》 293/バレエと民話の「火の鳥」 296/ガラフォラ、タラスキン、ベインズによる「火の鳥」の解釈 299/一九〇九年の《火の鳥》 300
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民話『火の鳥』の女性的要素
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302
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「捕われる者」としての「火の鳥」 302/「災いをもたらすもの」としての「火の鳥」 303/火の鳥とエレーナ王女の比較 305/《火の鳥》における西欧とアジアの融合 307
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附録 セルゲイ・ディアギレフ『複雑な問題』(解説)
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313
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セルゲイ・ディアギレフ『複雑な問題』全訳
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328
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主要参考文献表
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379
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帝室劇場からバレエ・リュスを読む 赤尾雄人
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409
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史料から飛び出して語りかけてくる芸術家たち、そして作品 長野由紀
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415
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あとがき
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417
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表 一八九〇〜一九一〇年帝室劇場オペラのレパートリーと上演回数
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439/xxvi
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表 一八九〇〜一九一〇年帝室劇場バレエのレパートリーと上演回数
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457/viii
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人物索引
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464/i
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