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黒い魔術
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ポール・モラン 著 / 吉澤英樹 訳
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四六判上製296頁 2,800円(税別)
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ISBN978-4-89642-552-9 C0097
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世界中に圧倒的な影響を与えた
伝説の短篇集 全8作
日本では堀口大學、横光利一
新感覚派に大きな爪痕が残る……
英語版初版時の黒人画家アーロン・ダグラスによる挿絵8点入
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目 次
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頁
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緒言
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1
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第一部 アンティーユ諸島
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黒い皇帝
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13
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第二部 アメリカ合衆国
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コンゴ(バトンルージュ)
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71
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チャールストン
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104
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エクセルシオール
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131
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シラキュース、あるいは豹男
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155
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第三部 アフリカ
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さらばニューヨーク!(コート・ジヴォワール)
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179
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星降る国の人びと(リベリア国境)
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227
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角のない山羊(スーダン)
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260
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訳者解説
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279
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訳者あとがき
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289
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ポール・モラン [Paul Morand] (1888〜1976)
フランスの作家・外交官。パリ政治学自由学院卒。外務省在職中にコスモポリタン小説『夜ひらく』(1922)がベストセラーとなり、20年代のフランスを代表するモダニスト作家として、日本の新感覚派に大きな影響を与える。後年、スイスに亡命中にココ・シャネルに行ったインタヴューでも知られる。フランス帰国後、1968年から1976年に没するまでフランス学士院会員を務める。
吉澤英樹 [よしざわ ひでき]
1970年生まれ。パリ第三大学博士課程修了。現在、南山大学外国語学部教授。専門は両次大戦間におけるフランス語圏文学・モダニズム思想。編著に『ブラック・モダニズム――間大陸的黒人文化表象におけるモダニティの生成と歴史化をめぐって』(未知谷、2015)などがある。
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