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月光に花ひらく吹上の 坂口昌明詩集
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坂口昌明 著 / 工藤正廣 編
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四六判上製224頁 2,000円(税別)
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ISBN978-4-89642-371-6 C0092
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青年の日、フランス詩への没頭から
やがて自らのルーツである、みちのく北奥方言詩へ
詩と民俗について厖大な研究を遺した詩人の全詩篇
圧倒的な日本語の異響化、思想・詩想の重層を見よ――
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目 次
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頁
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命数
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6
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I 一九九二年〜二〇一一年
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9
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II 一九九八年
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83
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III 一九五八年〜一九七九年
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161
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編集覚書 工藤正廣
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213
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初出一覧
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214
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坂口昌明 [さかぐち まさあき]
1933年6月、東京都目黒区に生まれ、大田区雪ヶ谷に育つ。
1944年から48年にかけ長野県埴科郡で疎開生活。早稲田大学大学院文学研究科修士課程中退。日本民俗学会会員、日本十八世紀学会会員。1957年〜65年、詩誌《山の樹》同人。以降、雑誌記者、新聞記者、出版社勤務を経て、1990年以降、文筆活動に入る。2008年から詩誌《ヴェガ》編集・主宰。2011年9月5日没。
著 書
詩集『旅する椅子』(思潮社、1965年)
評論『一詩人の追求――小山正孝氏の場合』(假山荘、1987年)
『真珠の文化史』(學生社、1990年、共著)
『モーツァルトの現在』(岩波書店、1991年、共著)
『みちのくの詩学』(未知谷、2007年)
『お岩木様一代記』編訳・解説(津軽書房、2010年)
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