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京の路地を歩く
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高沢英子 著
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四六判上製224頁 2,400円(税別)
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ISBN978-4-89642-262-7 C0095
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京ことばの味わい 祭りの活気 路地奥の表情
京の四季と文芸を愉しむ珠玉のエッセイ集
春は下鴨神社の流し雛、御室・仁和寺の八重桜、城南宮の方除祭
夏は何と言っても葵祭
秋は大覚寺大沢池の月見、壬生寺の壬生狂言
冬には火に当たりながら街のお店で笙の音を聴く……
暮らしの風景から自然と浮かぶ
『古事記』『万葉集』『徒然草』etc.
古い書物に書かれた言葉の数々。
京都の路地に漂う
古都ならではの空気が溢れる一冊。
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目 次
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頁
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春
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京言葉・上方言葉
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8
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節分
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14
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流し雛
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19
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御室の春―桜と猪
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25
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城南宮の方除祭
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33
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春は曙
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39
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山紫水明処
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49
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夏
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初夏の孤蓬庵
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58
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明恵上人と高山寺
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66
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葵祭
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74
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祭の季節
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80
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京の町衆―扇屋の恋風様
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87
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宵山・綾傘鉾の棒振踊り
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96
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七夕に思うこと
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102
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秋
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市比売神社
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114
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大沢池の月見
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121
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秋の壬生狂言
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128
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『虞美人草』の保津川下り
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134
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冬
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鐵輪の井戸
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144
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養源院―俵屋宗達と漫画
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152
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蓮月尼
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160
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宮廷雅楽の夕べ
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169
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冬枯れの日野の里
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174
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無季
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俳諧文化の土壌
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184
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因幡堂―心の色深くして
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195
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白智鳥の歌
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202
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附録 京の喫茶
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213
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あとがきに代えて
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218
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“一読惚れ”のエッセイ 澤田章子
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221
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高沢英子 [たかざわ えいこ]
1930年伊賀上野に生まれる。
京都大学文学部フランス文学科卒。
日本民主主義文学会会員。YWCA、カルチャーセンターなどで語学教師を勤めながら執筆活動を続ける。元『VIKING』『白描』『鳥』『ぺんしる』同人。
著書にミュンヘン滞在記『アムゼルの啼く街』(1985年、芸立出版)、共著に『韓日会話教本「金氏一家の日本旅行」』(2007年、韓国学士院)。現在『芭蕉伊賀』、『民主文学』、メールマガジン「オルタ」にエッセーなどを寄稿。
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