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スウィートな群青の夢
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田中庸介 著
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A5変判上製128頁 2,000円(税別)
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ISBN978-4-89642-244-3 C0092
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当代最高の詩のスピリット! 期待の俊英、第二詩集!
メランコリックなパラダイスを消し去って、
ぼくらは群青の夢を見る。
「スロー・テンポだったから
回転ドアは永遠に回り続ける。
自働ですから
ガラス張りの大きな円筒がとりあえずの空をうつして
いつもぎりぎりに快速電車のドアは後ろ手に閉まり、
ぼくらは静かに快適に
しゅん
しゅん
と結ばれていく」(「スロー・テンポ」より)
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目 次
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頁
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1
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冷房病のひとに
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8
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アジアン・スイート
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10
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わけのわからないものとの闘い
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12
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すいか
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20
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光の谷
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24
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六月・ロック
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26
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昆布飴の夏
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30
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うどん
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32
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ナチュラル・ミネラル・ウォーター
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36
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本当は嘘です
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40
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蒲焼あります
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44
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うりずん
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48
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京都
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50
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2
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雪形
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60
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スロー・テンポ
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62
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春の駅
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66
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イガイガ
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68
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オリオン、
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72
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武蔵野
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76
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夏野菜、
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88
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冬の高尾山
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90
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山が見える日
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92
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数字短歌自歌合七番
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96
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レモン、
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102
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3
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みかん狩
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106
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夏の河
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112
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防波堤の印象
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120
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初出一覧
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124
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田中庸介 [たなか ようすけ]
1969年東京に生まれる。
1989年「ユリイカの新人」としてデビュー、詩誌「妃」を創刊。ジャンルを超えた活動を続け、詩の領域を拡げている。詩集に『山が見える日に、』(1999年思潮社)。おひつじ座A型。
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