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目 次
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頁
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まえがき
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1
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I イタリア現代詩抄
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11
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アルダ・メリーニ
(哀れなわが詩行は)/(わたしは自分にうってつけの時を見つけた)/ミラノへ/(わたしの静脈のなかでハーモニーが響く)/(夜 ゲリラ風ドクターが)/わたしたちの勝利/おお わたしの詩、おねがい 助けて/わたしの指紋/(春の二十一日 わたしは生まれた)/(父よ、書くことが罪ならば)/あのゴッボから/ピヌッチャへ/(タバコをひらく)
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13
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マリーア・ルイザ・スパツィアーニ
(海よ、あなたの鍵盤のうえ わたしは飛んでいた)/(原始時代の実験室、海、)/(海の根 はカオスからリンパを吸い)/(泳ぐこと、プカプカ浮かぶこと)/(雲、うとうとしている百合、薔薇、)/(あなた、できるなら 海の感覚を探れ、)/(あおい大猫、毛むくじゃらの虎、)/(言葉は花咲く、赤くてちいさな)
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39
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サンドロ・ペンナ
(世界の貌が)/(おお 独り 噴水のまわりを歩き)/(父さんが死んだ)/アンコーナ上陸/(家並みをぬい ぼくはうきうきと行った)/(この世にまだ美が在るのか?)/(夜 からっぽの夜、……)/(不眠症の旅行者は)/エウジェニオ・モンターレに
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53
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アメーリア・ロッセッリ
(実際性に魅せられ わたしは見つめた)/(数人のひとの歯車があうと)/(むかしのギリシャ アンダルーザの花があった)/シューベルトに/(花が贈られて)/手の大理石のなか
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67
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アンドレーア・ザンゾット
マリーア・フレズの名前/水平線/(鼻―血がでていて)/リゴナース
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79
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マーリオ・ルーツィ
春の第一夜/母と息子/窓は栄光の立ち見席/たかく飛べ 言葉よ/人間、または人間の仮面/惜しみなさ/彼、彼の芸術
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99
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II エッセー
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115
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ふと異界が……
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117
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ヴェルディがオペラで……
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121
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詩の住む街
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126
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ヴィスコンティとレオパルディ
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134
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III レオパルディ『妹パオリーナの結婚によせて』註釈
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143
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あとがき
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177
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