|
|
目 次
|
頁
|
第1部
パンテモン女子修道院の隠遁生活について……ジュリエットがデルベーヌ院長に誘惑されること……孤児となった彼女が最初に頼ったマダム・デュヴェルジェの宿の遊びについて……監賊ドルヴァルの展開する所有権論のこと……極端な道楽者ノアルスイユとの出会いと彼の趣味について……ノアルスイユが彼女の悪徳を鍛えること……ジュリエットが盗みの廉で逮捕されること
|
5
|
第2部
悪徳大臣サン・フォンのこと……ノアルスイユ夫人への残虐行為について……ジュリエットに付いた悪徳の女教師クレールウィルのこと……ナントの死刑執行人デルクールの哲学について……クロリス一族の惨殺と事件の顛末について……サン・フォンの来世における因果応報説について……クレールウィルの地獄の教義について……
|
199
|
第3部
悪事友の会について……カルメル会の修道院での遊蕩について……ジュリエットの実父殺しについて……ベルモール伯爵の宗教撲滅計画のこと……愛に関する演説について……女魔術師デュランのこと……悪事を恐れ、サン・フォンの逆鱗に触れること……ジュリエットがロルサンジュ伯爵と結婚すること……シャベエル神父にすべてを託しイタリアへ逃走すること……アペニンの食人鬼・ミンスキーのこと
|
381
|
第4部
ミンスキーのこと承前……フィレンツェについて……ドニ伯爵夫人の母娘殺し計画とその顛末……ローマについて……ジュリエットが同性愛女ボルゲエズ侯爵夫人と意気投合すること……アルバニ枢機卿とベルニ枢機卿の乱交について……グリロ侯爵夫妻の死について……司法長官の要請で施療院に放火すること……ジュリエットがヴァチカンで法王に謁見すること……法王ピウス六世の殺人に関する長広舌について
|
567
|
第5部
システィナ礼拝堂における堕落した饗宴のこと……ジュリエットが仲間達と法王庁の財産を盗むこと……盗賊団に拉致されクレールウィルと再会すること……頭目ブリザ・テスタの館での無軌道な淫楽について……ボルゲエズ・クレールウィルと三姉妹と称して生活すること……お人好しのナポリ国王フェルヂナンドとマリー・アントワネットの妹シャルロット王妃のこと……ナポリ周辺における遊蕩と汚辱について
|
751
|
第6部
王妃シャルロットを騙してナポリ国王の金貨を盗むこと……ボルゲエズをベスビオス火山の火口に投げ込むこと……再会したデュランに騙されクレールウィルを毒殺すること……卸売商人コルデリィの娘殺しと彼を殺して財宝を奪うこと……ヴェネチアでの気儘な生活について……官憲に追われてジュリエットがパリに逃げ帰ること……ノアルスイユの二重結婚について……不幸なジュスチーヌの死について……その後
|
845
|
訳者あとがき
|
1037
|