未知谷の刊行物【哲学・思想】



 
記憶と生 ドゥルーズによるベルクソン
アンリ・ベルクソン 著 / ジル・ドゥルーズ 編 / 前田英樹 訳
288頁 2,500円(税別)
ISBN4-915841-89-8 C0010



ドゥルーズはベルクソンの全著作を吟味厳選し、各々の文章を配列し名を添えた。言及は一切ない。しかし、読解の明確な方向を示し彼ベルクソン自身の言葉でその思索の全貌を要約、4大主著と並ぶもう一つの主著とした。


目  次

訳者まえがき

I 持続と方法
11 
i 持続の本性
1 心理的経験としての持続/2 持続と自我/3 心理学を超えて:持続、それは全体である/4 全体と生命/5 全体、そしてさまざまな持続の共存
12 
ii 持続のさまざまな性格
6 持続、それは性質を変えるものである/7 持続、それは質的多数性である/8 持続、それは運動である/9 持続、それは不可分なものであり、実体的なものである/10 持続、それは絶対である
24 
iii 方法としての直観
11 真の諸問題と性質の差異とを見出すための方法の必要/12 さまざまな偽の問題の批判/13 例:強度についての偽の問題/14 虚無についての偽の問題/15 可能的なものについての偽の問題/16 諸問題を持続の用語のなかで提出すること/17 直観、分析と総合の彼方へ/18 差異、直観の対象
35 
iv 科学と哲学
19 科学と形而上学との性質の差異/20 哲学から科学へ/21 科学から哲学へ:近代科学は新たな形而上学を要求する/22 科学と形而上学との直観における最後の統一
58 
II 記憶あるいは持続の共存する様々な度合
69 
i 記憶の諸原理
23 いかなる意味で、持続は記憶であるか/24 私たちは過去のなかに一気に身を置く 純粋記憶、イマージュの彼方に/25 知覚と記憶内容とのあいだの性質の差異/26 持続のさまざまな度合/27 度合の潜在的共存としての記憶/28 記憶と注意とのさまざまな度合
70 
ii 記憶の心理学
29 イマージュへの運動/30 なぜ、記憶内容はイマージュになるか/31 夢/32 一般観念/33 図式
87 
iii 身体の役割
34 思考と脳/35 脳損傷/36 記憶疾患/37 脳とは何か/38 知覚の意味/39 知覚と身体/40 知覚と感情/41 記憶は、いかにして知覚に挿入されるか/42 記憶に浸透されているがままの知覚/43 記憶の最終的度合としての知覚
100 
III 生、あるいは持続の分化
127 
i 生の運動
44 生の飛躍 分化する持続の運動/45 例:植物と動物/46 例:知性と本能/47 分化と補償:宗教/48 分化と進化理論/49 分化と類似的結果/50 例:視覚/51 歴史における分化
128 
ii 生命と物質
52 機械論を超えて/53 目的論を超えて/54 生の飛躍の限定/55 生命と自動性:滑稽なもの/56 生命と物質性/57 物質、持続の反転/58 物質、持続の最も低い度合/59 生命、意識、人間性
154 
IV 人間的条件と哲学
177 
i 哲学
60 知性批判/61 形而上学批判/62 批判の批判/63 努力としての哲学/64 知覚としての哲学/65 経験主義としての哲学/66 経験主義と神秘主義
178 
ii 人間的条件とその乗り超え
67 知性の全体像/68 知性の可能性/69 社会の全体像/70 社会の可能性/71 宗教の全体像とその可能性/72 神秘家
197 
iii 結論
73 時間の実在性/74 創造の観念/75 持続と自由/76 生命と自由/77 記憶と自由
216 
解題
229 
あとがき
279 
アンリ・ベルクソンの略歴と著述
282 


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ジル・ドゥルーズ 編
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