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あしたてんきになあれ
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薩摩菜々 作 / 永松美穂子 絵
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A5判総カラー32頁 1,500円(税別)
リーフレット「この絵本を読んだお母さんお父さんへ」付
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ISBN4-89642-130-2 C0737
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親が離婚した幼い子どもたちの
明日の幸せを願って
この絵本を贈ります
いま日本では1分49秒に1組の割合で夫婦の離婚があります。そして離婚するご夫婦は、多くの場合、幼い子どもを抱えています。
離婚は夫婦にとって人生の一大事です。ともすると自分たちのことで頭がいっぱいになり、子どもたちの存在を忘れがちです。
子どもにとって、親の離婚は想像もできない大変な出来事です。家族がばらばらになるということを理解できません。ですから強い不安を抱きます。日々の生活にも影響を与え、ひいては自分たちの結婚にまで影を落とすといわれています。
そんな夫婦の別居・離婚の調停や審判事件の調査調整にあたり、当事者本人と子どもたちに、直接関わっているのが、家庭裁判所の調査官です。
9人の家裁調査官たちが〈薩摩菜々〉の名のもと、子どもたちの明日の幸せを願って、絵本を作りました。
熊お父さんと兎お母さん、7歳になる猫の女の子〈みさき〉、子犬の弟〈じゅん〉、それにオウムのイゾウ。
幸せだったこの動物一家を見舞う両親の離婚を、子どもたちは、どう受けとめ、何を思うのでしょう。
幼子を抱えながらも離婚を選ばざるを得なかったご家庭の指針となることを願って、この絵本を贈ります。
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