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目 次
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前篇
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第一篇 相模兄妹の巻
一 旅立の予言/二 兄妹の素性/三 一個の忘れ物/四 約束は固し/五 倫理の岐路/六 青春は幸いなる哉
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10
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第二篇 鴬谷狩場の巻
一 旅出の呪文/二 仙意通得/三 智将寺の誉額/四 地獄絵/五 五趣斎の館
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24
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第三篇 五趣斎の館の巻
一 闇夜の矢文/二 兵学問答/三 茶庵の会談/四 異母兄の噂/五 龍虎争う兆
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37
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第四篇 乱堂追跡の巻
一 腹中の策戦/二 蠎谷の嶮岨/三 大人と子供/四 葛籠の様な家/五 仙術問答/六 相方の包み
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51
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第五篇 蠎谷脱出の巻
一 朱塗の状箱/二 竹皿の御馳走/三 褒美の品/四 仙童範羅の技/五 祭り燈籠の張り絵/六 呉野の宿泊
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65
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第六篇 湖上舟行の巻
一 黄面お叱り様/二 配下の報告/三 忠義無類の百姓/四 替玉の娘/五 娘の引き合せ/六 美人の護衛船
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79
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第七篇 菊池家夜宴の巻
一 網結の勘太/二 美音の鐘撞き/三 白菊組の招集/四 帰り行く船/五 恥ずかしい絵屏風/六 寒菊組の急報
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第八篇 呪命逆流の巻
一 微行の失敗/二 怪しき苞包み/三 再び呪文を行なう/四 忍目附けの秘伝/五 背丈抜群の美丈夫
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106
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第九篇 神陀羅試合の巻
一 凍雲の鳥獣網/二 原始的武道の粋/三 優勝白面額試合/四 猿歩きの剣士/五 万蜂乱取の新手/六 霧退りの遁法
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120
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第一〇篇 秋雨冠木之助帰山の巻
一 山呼の応答/二 丁字箱の貼り色紙/三 博識なる絵師/四 巧妙なる緑符の合図/五 明報五種の解/六 盗伐蔵の留置
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133
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第一一篇 白尽楼術禍の巻
一 盗伐牢の龍太郎/二 久濶の天章一見/三 偽言鉄壁を貫く/四 蝦蟇毛仙人再現/五 大胆不敵の乗り込/六 間者乱堂走る
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147
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第一二篇 黄面様山入の巻
一 下の字の解/二 蝙蝠締の一手/三 俄か海賊/四 殿様の地金/五 山攻めの本陣/六 耳寄りの話
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161
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第一三篇 天章両品比べの巻
一 舎弟の疑問の弁/二 紅冠楼中の大評講/三 勝軍の瑞兆?/四 即ち兎捕の猟陣/五 三重の包囲/六 いよいよ奪い合い
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175
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第一四篇 天章掠奪の巻
一 龍太郎奪わる/二 洞中より一本矢/三 弓道神人論の訂正/四 御老公の行方/五 山攻めの行司役/六 黄面様の裁判
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189
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後篇
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第一五篇 神郷童壇の巻
一 山医暁才/二 盤陀不二/三 緑林鳳凰兵衛/四 十貫の球根/五 しゃこ塚の労働/六 呪文更顕
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204
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第一六篇 大蔵掃伐の巻
一 木菟の監視/二 二基の墓標/三 歴史の大疑問/四 手製の車/五 実戦懐旧談/六 戦場気分に陶酔
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217
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第一七篇 兄妹再会の巻
一 大蔵の敵打ち/二 女を受け取る日/三 豊臣時代の自慢/四 両個の天章揃う/五 八開の巻物を渡す/六 図面の謎が解ける
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230
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第一八篇 吹上怪笛の巻
一 神々しい光り物/二 思わぬ悲報/三 吹上の相談会/四 熊崎弾正の苦言/五 将軍お居間替え
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242
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第一九篇 宝庫発見の巻
一 鯉の間奇鳥調べ/二 熊沢蕃山の献言/三 童壇の使者/四 贋将軍看破/五 不老泉と宝庫
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252
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第二〇篇 江戸帰着の巻
一 巴状の勾玉/二 久々の江戸入り/三 城中に潜む鳳凰兵衛/四 龍太郎登城/五 曲者遂に逮捕
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264
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第二一篇 佐行家訪問の巻
一 恩賞の拒絶/二 蕃山の史談/三 藤乃の至言/四 佐行家の支配/五 再興の主帰館
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275
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第二二篇 佐行家相続の巻
一 中枢の覇たる所以/二 神前に当主の誓い/三 重大なる家伝の遺文/四 兄妹佐行家に入る/五 羽龍の房鈴を鋳る
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285
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第二三篇 遺文実行の巻
一 羽龍の房鈴を試す/二 王座吉相の伝説/三 龍太郎の弁術/四 柳樹の闇討ち/五 篠小路卿行方不明
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第二四篇 茅屋安楽境の巻
一 能覆面の犯人/二 既に捕方来る/三 懐旧の情新たなり/四 一物も昔に変らざりき/五 銀月夢の如し大団円
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306
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解説 末國善己
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319
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