未知谷の刊行物【海外文学】



 
スムヒの大冒険
アモス・オズ 著 / 村田靖子 訳 / 大間々賢司 挿絵・装画
126頁 1,400円(税別)
ISBN4-915841-54-5 C0097



英国統治下のイスラエルを舞台にスムヒの一日は始まる。ヒマラヤまで逃げて行こう、自転車でアフリカを横断しよう――感じ易い、夢見る少年の空想は駆け巡る。愛にむかって、大人という神秘につつまれたものへとむかう少年の物語。[「8歳から80歳までの子供のための」読み物の一冊]


目  次

日本の読者への短い手紙

はじめに なにもかも変わる
ここにはいろんな思い出とか、考えたこと、比べてみたこと、それにたどりついた結論が書いてあるけど、とばしたいなら、ぼくの話のはじまりの「1 愛の花ひらく」にジャンプしてもいいよ
11 
1 愛の花ひらく
今日のきょうまで秘密にしてきたことが、とうとう明るみに出る。愛とか、ほかの気持ちのことも出てくるんだ
15 
2 心の底から
ツェマッハおじさんは非常識で、ぼくはアフリカのど真ん中のザンベジ川の源へむかって出発
23 
3 「主の丘」に降り立ったのはだれだ?
交渉が決着して、契約にサインして、白人がひとりも足を踏み入れたことがない遠い所へ行くいくつかの計画を話しあう
35 
4 金か命か、どっちかいただくぜ
情容赦もなく、傍若無人につき進む、ずるがしこい敵に出くわす。 むだな流血をさけるために、しかたなく、いりくんだ陰謀の網をくぐりぬけ、若くて荒々しい獣をてなづける
47 
5 ちっくしょう、なんてことだ
サウル王は父のロバをなくし、それから王国を見つける。ぼくたちだってなくしたり、見つけたりする。エルサレムに夜がきて、運命の決断のときがきた
65 
6 すべてなくして
「二度とふたたびもどるもんか」。モアブの山にのぼり、ヒマラヤをはるかに望むことを決意。びっくりするような招待。(そーして、死んでも手を開かないぞと決心する)
77 
7 愛のひと夜
幸せをせつに求めていいのは、なにもかもなくした者だけ。「家中の財宝をさし出して愛を求めなば……」。それにひきかえ、ぼくたちはなんて恥知らずなんだ
91 
おわりに 終わりよければ、すべてよし
ぜんぜん読まなくてもいいよ。書くきまりになってるから、書いただけなんだ
111 
訳者あとがき
117 

小社刊のアモス・オズの著作物
[地下室のパンサー]


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スムヒの大冒険
アモス・オズ 著
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