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批評の出現 わが小林秀雄ノート・第二
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郡司勝義 著
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448頁 3,500円(税別)
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ISBN4-89642-019-5 C0095
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「科学による未来は、果たして人間を幸福に導くのか」
これが最初の問いであった。ニーチェ思想、そして生物学や進化論を受容し、生への意志と思索の妙味を文学に実現すべく模索した、批評の神様=小林秀雄の誕生までを跡付ける。
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目 次
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頁
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序
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1
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一 ニイチェの季節
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25
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一 漱石までのニイチェ
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25
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二 志賀直哉のニイチェ
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32
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三 武者小路實篤のニイチ
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41
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四 大杉榮のニイチェ
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43
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五 小林秀雄の大杉榮
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48
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六 進化論
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58
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二 小林秀雄のニイチェ
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85
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一 運命と意志
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85
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二 母親
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100
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三 深淵
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125
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四 狂気
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148
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五 ニヒリズム
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173
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三 文壇への登場
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205
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一 放浪
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205
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二 帰京
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231
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三 「志賀直哉」論
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252
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四 批評の出現
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289
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一 外面と内面
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289
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二 「Xへの手紙」の世界
一 ニヒリズム 312/二 孤独 324/三 仮象 336/四 超人 350/五 捏造・仮面 356/六 遠近法・価値 364/七 世界解釈 379/八 大いなる政治 391/九 歴史への道 401
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312
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三 結語
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420
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あとがき
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437
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